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2019年10月10日13:57

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若者が始めた蕎麦屋で新そば

つる忠という当地蕎麦好きでは知らぬ者はいない名物おばあちゃんが亡くなって閉店余儀なくされた店を居抜きで借りて最近オープンの若大将の店。
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新そばの幟が上がっていたので初めて入ってみた。
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蕎麦メインな比較的オーソドックスな品揃え。

新そばの楽しみはやはりあの香り。
蕎麦つゆでは、そのかつお節、鯖節、煮干し、昆布、しいたけなどの香りが勝って、穀物臭が消えてしまいがちにも。

そこで、1番そばの風味がストレートに味わえる当地名物、おしぼり蕎麦を注文 950円。
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伝統的な辛味大根の絞り汁に味噌を溶いて、好みで鰹節も入れていただくというシンプルな切り蕎麦オリジンのつゆとされる。
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その都度辛味大根を摺っては絞っていたら手間暇が大変なのと、鰹節、昆布出汁が普及して消えていった食べ方とされる。

蕎麦はおそらく二八の細打ちという方法。
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殻も見えるから挽きぐるみだろうか。

蕎麦つゆはとろとろ系で、すりゴマを入れてくださいと。これは珍しい。
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そば切りと出汁のとり方からは和食料理の経験はないようだ。
切りと出汁についてはもっと頑張らないといけない面もある。

ただ若者が始めた蕎麦で、お客の少なからずは打ち立て、切り立ての提供に尽力してきたつる忠のお客というのもやや心配なところもある。

是非さらに腕を磨いて続けていって欲しい。
11時〜15時までの営業。火曜定休だそうだ。
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