自分もみずてんで買ってそのコスパに満足しているサンシャイン電源ケーブル
SAC REFERENCE1.8m \16,800 。
この生みの親であるTIGLON(ティグロン)社の新型トップエンドの電ケーとその一つ下のクラス、そうしてシャイン電ケーも使って試聴しました。
試聴環境は
スピーカー avantgarde UNO XD FINO EDITION
電ケー交換はESOTERIC K-03Xsにて。
プリアンプはYAMAHA C-5000 ¥900,000
パワーアンプはヤマハの特許技術、フローティング&バランス方式を極めたHiFiパワーアンプM-5000 ¥900,000
ところで、アバンギャルドは長野県〜日本海唯一の展示ショップ。
同じホーンスピーカーではありましたが、こちらのショップのお父上の時代はオンケンホーンスピーカーがメイン。
そうしてこの上田市はかつて十字屋というレンタルショップに鞍替えしたオーディオ店がGOTOやYL音響のホーンをトップエンドスピーカーとしてメインに販売していました。
店主さん自ら言われていましたが、このミドルなトールボーイサイズでは上記オンケンらではレンジ、音像、スケールらは成立しません。
YL、GOTO、ONKENらのウーハーら設計思想では、タンスサイズが必要になるようです。
ローユニットからハイユニットまで、左右上下前後ズレて置かれて、インライン配置も出来ないYLらでは自分には音場が歪んで聴こえます。
左右、上下、前後が凸凹した明治時代のレトロガラス窓か、牛乳瓶の底レンズ越しに景色を見ているように聴こえてしまいます。
それにこんな音像と音場を両立する音はJBLホーンらを含めても無理。
ホント音場情報の再生もしっかり求めたい自分の好みからは、かつてのこの系統から脱した現代提案型の店が出来て個人的には嬉しいです。
なるほど、その世代の方々が退職世代となって、退職金で次々買い替えニーズを生んでいる意味でもお父上の時代から方向転換はあきんどとしても賛成です。
お父さんの時代の別店舗にはこんなたくさんのルームチューングッズもなかったですし。
独自開発アンプにオンケンでは入りにくい特殊信者の集まりみたいでした。
アンプもお父上の時代は、ショップ独自開発の一時期吉祥寺ジャズ喫茶MEGでも使用(おそらく無償提供)のこれでしたし。
さて電源ケーブル試聴は
新製品 TPL-2000A /1.8m \195,000
既製品 MGL-DFA10-HSE /1.8m \99,000
新製品 SAC REFERENCE1.8m \16,800
これをLUXMAN クリーン電源ES-1200 ¥480,000に繋ぎ変えて試聴。
まずはこのAccuphaseのソフトから
アヴェ・マリア。
YAMAHAプリ、パワーとアバンギャルドの内蔵サブウーハーにはSACシャイン電ケー
新製品 TPL-2000A /1.8m \195,000 白っぽいものです。
既製品 MGL-DFA10-HSE /1.8m \99,000
は音場が平面的、そうして声楽のフォルテ領域では金切り声になってしまいます。
悪く言えば、TPL-2000Aは生の声楽。MGL-DFA10-HSEはシュアのSM-58ダイナミックマイク越しにエレクトロボイスのPAスピーカー経由の電気拡声音。
次はピアノ・ソロのこちらの第一曲目
TPL-2000Aに比べると,MGL-DFA10-HSEは出だしで音場と音像のスケールが一気にダウン。音場ではなく、1枚の壁的といえばわかりやすいでしょうか。
誰もがわかるような違いと感じました。
SACシャイン電ケー
と聴き比べもやろうと思えば出来ましたが、店主さんのお書きのとおりですと。
リンクします。
https://ameblo.jp/audiocore/entry-12462904703.html
値段の違いも大きいので何ともではありますが、シャイン電ケーはサンシャインが開発したものではなく、あくまで製造はTIGLONです。
同じ松下系統でもTechnicsブランドに対するPanasonicのようなものか。
シャイン電ケーはパワーアンプ系統に使うのがよく、CDプレーヤーやDAC等入り口には予算さえ許せば、上位のティグロンが明らかに音質の品位、品格が確実に上がりました。
今後ラインケーブル、スピーカーケーブルもサンシャインブランドで出るそうですけど、いずれも製造はやはりティグロン。この系統がお気入りの皆様には予算次第でティグロンも大いにグレードアップになりそうに思います。
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