昨日の試聴しないで買ってという例に関連して。
最近はオーディオ店が年々減っているせいなのか、ネット口コミの通販ブームのせいなのかオーディオも通販で購入なんてことも普通になっている。
昔、ソナス・ファベール/ガルネリ・オマージュに合う真空管アンプを探していて、当時通販で目立っていたサンバレー キット屋というところのSV-91Bという300Bシングルアンプを借り出し試聴したことがあります。
当時は球付で20万円だったと記憶しているが、今見たら40万円を超えるよう。
夫婦で試聴して、ザラザラした音で鳴るガルネリに、「合わないね!」とすぐにダンボールに詰めて返送しました。
当時は貸し出し試聴をサイトでもうたっていたけど、今はそういう記述はないですね。
送料コストかけて貸し出したからって、うちのように買ってくれるわけではないから辞めちゃったのかな?
20万でも40万でもみずてんでとか、ネット評判だけで買う人って?
イシノラボのパッシブATTも候補としたが、貸し出し試聴はやっていないとのことで諦めた。
たとえ10数万でも、場合よっては合わずに無駄になるおそれがありますから。
エルサウンドは貸し出し試聴に積極的なのに残念ですね。
もし買ってしまった!となったら、ヤフオクらに流すしかないだろうけど、5万、10万以上は少なくとも値落ちするのでは?
1万、2万のコース料理を食べに行くとなれば、相当慎重になるのではなかろうか。
それがたとえ5万、10万の定価のアンプだって同じと思います。
手頃だからと買ったはいいが、合わなかったらやはり万単位の無駄に。
先日のオフ会でYAMAHA一筋のYさんとの会話で、いつも買うオーディオ店を決めておかないと、試聴や故障のときに困るねと。
ネットで最安値とか、相見積を取ってとやっているとこれとこれの組み合わせで試聴したいとしても相手にしてくれなくなる。
オーディオは下手すると一生モノ、YさんのYAMAHAも当時は最高級のプリメインアンプにスピーカー。これを1980年代から現在まで使い続けているわけだから、ある意味コスト的には一番効率がいいのではないか。
何度も試聴して決めたそうである。
そうして9月導入が決まっているNS-5000に至っては2年間、店頭での試聴を重ね、検討に検討して導入を決められたそうです。
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