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2017年04月30日11:57

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スピーカー ネットワーク 3回目の改造

ホーンスピーカーのネットワーク。

今はなき秋葉原の老舗オーディオショップだったヒノオーディオ謹製時代。25年前に作ってもらったのですから、四半世紀使い続けている計算です。

いいものを長く使うっていいですよね。
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1回目の改造はコンデンサーを上の写真のキャラメル大の黒いシズキ社 フィルムコンデンサーから、グレー色のアメリカヴィンテージオイルコンデンサーへの換装でした。
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今回の2回目の改造はロータリースイッチの撤去。
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スイッチ穴もわからないように塞いで、調整で開け閉めしやすいように上蓋に4カ所ミニ取っ手を付けました。
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このセイデンのロータリーSWが癌で、音が出たり出なくなったりしたときがあって、接点洗浄&接点復活材塗布。

しかしこれも半年くらい経つと、音が濁ってくるのがわかります。
なぜならロータリースイッチを左右に何回も回して戻すと、明らかに音がクリアになるからです。

ない方がいい。だいたい今のハイエンドスピーカーにアッテネーターなんか付いている機種の方が珍しい。

スイッチの入りと出の端子への接点 スイッチ内部の接点の3カ所が音質を劣化させるおそれがある。

ならば、撤去してスピーカー端子からいきなりトランス式アッテネーターに繋いだら、接点は3つが1つに減る。

接点 可変抵抗器らは確実に音の鮮度を落とすので、ハイエンドメーカーからは許しがたい部品。

昭和時代のように壁にスピーカーを接着させたり、スピーカーを棚に入れたり、スピーカーの間にプレーヤー アンプ ラックがある家電アンサンブル設置はハイエンドでは禁止。

フリースタンディングさせる立場からは、中高音の音の大小をスピーカーのアッテネーターを弄って調整する必要もなければ、だいたい今のハイエンドアンプにトーンコントロールもない。

商品でもないし、一度ポジションが決まれば、上げ下げを繰り返すものでもない。

ワニ口クリップでトランス式ATTの端子に繋いでいます。

新しい音楽室に移して、アッテネーター値が固定された段階で端子に直接線を半田付けする予定です。

あーあースッキリした。25年来の垢を落とした気分です。

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