マイミクさんが適切に分析されておられて、同感ですので引用させていただきます
(私見)。
ゆうけいさんの日記より
『 STAP 論文に関して、科学論文およびその基礎となった研究の問題点まで視野を 広げると、ここで認定された研究不正は、まさに「氷山の一角」に過ぎない。以下の4つの点で、非常に問題が多い論文である。
1: 本調査により、STAP 細胞が多能性を持つというこの論文の主な結論が否定された。その証拠となるべき STAP 幹細胞、FI 幹細胞、キメラ、テラトーマは、すべて ES 細胞の混入に由来する。STAP 論文は、ほほすべて否定された。これだけ多くの ES 細胞の混入があると、過失というより誰かが故意に混入したはずである。
(200回再現に成功したとすると、200回故意に混入されたことになるが、これは推定で誰の仕業になるのか!)
2: 論文の図表の元になるオリジナルデータ、特に小保方氏担当の分が、顕微鏡に取り付けたハードディスク内の画像を除きほとんど存在せず、「責任ある研究」の基盤が崩壊している。最終的に論文の図表を作成したのは小保方氏なので、この責任は大部分、小保方氏に帰せられる。
3: 論文の図表の取り違え、図の作成過程での不適切な操作、実験機器の操作や実験 法の初歩的な間違いなど、過失が非常に多い。これも、図の作成や実験を行った小保方氏の責任。
4: このように実験記録やオリジナルデータがないことや、見ただけで疑念が湧く図表があることを、共同研究者や論文の共著者が見落とした、あるいは見逃した。 また、STAP 幹細胞やキメラについて明らかに怪しいデータがあるのに、それを追求する実験を怠った。これらに関しては、STAP論文の研究の中心的な部分が行われた時に小保方氏が所属した研究室の長であった若山氏と、最終的にSTAP 論文をまとめるのに主たる役割を果たした笹井氏の責任は特に大きい。
最後の問題について、もう少し詳しく考察したい。小保方氏が実験記録を残さず、過失が非常に多いことを見逃した理由の1 つは、プログレスレポートのあり方など、研究室運営のやり方に問題があったためである。論文の共著者は論文原稿の最終版を全部読んで内容を承認する責任があるが、共著者全員がこの責任を果たしていない。(中略)このような追及の甘さは、論文発表を焦ったからである。特許や研究費獲得や著名雑誌への論文掲載は、本来、悪いものではないが、それに夢中になるあまり、研究の中身への注意がおろそかになった。 以上のいずれかで適切な行動をとっていたら、STAP 問題はここまで大きくならなかった。 』
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