アンプやスピーカーそのものは比較試聴することは普通にあっても、スピーカーに内蔵されたネットワークそのもののクオリティーを比較試聴する機会ってなぜかほとんどないのですね。
これがTさんのWestern Electricレプリカらを鳴らすネットワークです。
中音ドライバーに低音をカットし、低音ウーハーには高音をカットするものですね。
これが前に紹介させていただいた自作ネットワークです。
ヒノオーディオ特注ネットワークのコンデンサーを当初の日本のシズキのフィルムコンデンサーからコーネルダブラー ウエスタンエレクトリック アエロボックスらアメリカオイルコンデンサーに交換した自作品。
これでいいのかどうか今ひとつ自信がなく、若手オーディオマイミクの明日翔くんにこのネットワークを預けて、比較試聴してもらったりもしました。
昨日は、とみにネットワークの音質が上がったというTさんのそれと自分のを比較試聴させてもらって、今後の課題を探ろうという試みです。
カットオフがTさんのが46センチWウーハーにつき350Hz 自分のがシングルウーハーにつき500Hz
さらに中音のハイカットはTさんのはなし。自分のはJBL075につなげるために、7KHzでカットが違います。
厳密な比較にはならないものの、音をなまらせないか、クリアーさはなどがチェック項目です。
その結果、品位は保たれているものの、やや高域の抜け シンバルの伸びがもう少し欲しいという、自分でも感じていた課題が聞き取れました。
コンデンサーの違いが大きいようです。
平田時代のタンゴのこのOFC銅線のコイルはウエスタンの丸い黒いコイルと比べても、そう悪くはなく、タンゴの社員さん自身がもうOFC銅線は作ってもらえないから貴重なコイルと言われたのを思い出しました。
SP盤の復刻
付録の解説の歴代著名バイオリニストの系譜
装丁も立派なモーツアルトのSP盤復刻は、管球王国で有名な新先生が行っておられます。
手持ちのスター・ウォーズ組曲のSACDをTさんお持ちの同じ音源のレコード ビクターの重量盤で比較。
ビクターのカッティングは真空管アンプを用いて、最短で行うなどの工夫があるようです。
Tさん方のSACDプレーヤーがソニーの廉価版のこれであるのを差し引いても、レコードの勝ちですね。
空気感やダイレクト感が違いました。
http://www.sony.jp/audio/products/SCD-XE800/
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