別のマイミクさんからお借りしていたケーブルともども、今日のオフ会で3人で試聴した。
うちはアンプはコネクター接点をできるだけ減らして音質を上げる観点からケーブル直出し。
DACはモノラルで左右2台なので、1本の電源ケーブルを試聴できるのはトランスポートのESOTERIC Grandioso P1の電源部しかない。
それまで刺さっていたのは、さらに別のマイミクさん製作の超極太 FUJIKURA電線製高圧線ケーブル+レビトンプラグ。
そこにあすかくん持ち込みのフィーストレックス特注線ケーブルに。
、
特徴は、単線であるほか、単線に被覆、その周りを銅箔で覆って、シールド効果を上げてあるとされる。
スピーカーケーブルと共通で3P端子なのでこれが3本で構成されている。
こちらは別のマイミクさんから貸与の布のがTMD社製 単線の電源ケーブル。
同社サイトに電源ケーブルはないから、スピーカーケーブルの応用だろうか。
一番安いもので1本30万くらいのようだ。
http://tmd.muse.bindsite.jp/pg488.html
緑のワイヤーワールド、黒のスーナーは長さが短くて届かなかった。
TMDの電源ケーブルはキリキリと締め上がった音がする。ソリッドでエッジが鋭角な。
次にフィーストレックスが続く。
単線ならではの音質傾向だろう。
常用のより線のFUJIKURAのはややもっさりしている。
どこのか忘れたが、アンプか何か機器を試聴したときに付いてきたこの赤いケーブル。
音質がとても気に入ったので、商品でもなかったのを無理いって譲っていただいたもの。
これはFUJIKURAとTMDの中間のような音。一応これに交換した。
なお、あすかくんのこのアンプの内部配線もこのフィーストレックスの単線のよう。
はっきりと明瞭な音質の一端はこの単線が担っているのだと思う。
この単線が気になった向きはフィーストレックス社に問い合わせるといいと思います。
http://www.feastrex.jp/
DACならまだしも、トランスポートのケーブルでどの程度差が出るか危惧したが、しっかり違いは聞き取れるものですね。
最後はプレーヤー。持ち込まれたハイレゾプレーヤーはSONYのこれで、実売は3万くらい。
評論家の新先生も一押しだそうです。
http://www.sony.jp/audio/products/SCD-XE800/
実はちょうど、地元のオーディオ仲間がこれを買って、昨日か持ち込み試聴されたそうです。
そこに立ち会った二人によると、「とてもじゃないが聴いていられない音質」「SACDが違うことはわかるが、全体的に派手風なコントラストにちょっと聴きいいだけ」「カチカチな音楽性のない音」「聴き疲れる」「重心が高い、チープなトランスならではの音質」と散々でした。
持ち込まれたものはこれをベースにしながら、7万もの部品代をかけて改造したものでリアからいろいろ改造部品がくっついています。
あすかくんによると、内部のコンデンサーはチープなタイプのため全交換。
電源回路にチョークトランスを2個増やして、平滑回路にコストをかけたそうです。
内部配線材はフィーストレックスのケーブルにでしょうか。
30万〜50万くらいのSACD CDプレーヤーとは勝負になる音質になったそうです。
常用のESOTERIC Grandioso P1 D1との比較では重心の落ちきらない点、数曲聴いているうちに耳が疲れてくる点など、物量差と思われるところはありますが、改造の品位は感じられます。
改造するとメーカー保証、メーカー修理が受けられなくなるおそれがあるので注意は要りますが、実売3万程度のプレーヤーなら壊れたら使い捨てとのことで、こういう改造は自己責任でありですね。
以上3つの日記に分けたオーディオ実験を2時間半の間に行ったのですから、いかに内容充実のオフ会か。
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