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2014年07月17日01:55

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倒産したサンスイに見るオーディオ企業の姿勢と存続

写真は過去に使ったサンスイのアンプ 最終期の23年12月期の売上高は1543万円げっそり

対照的な企業姿勢で存続する国内高級オーディオメーカー・アキュフェーズの社長の高校生向けインタビューを裏返ししていくと、山水の倒産理由になりそうな気がします。

http://www.teikokushoin.co.jp/journals/society/interview/04.pdf

■「オーディオ御三家」山水電気が破産 負債3.5億円
(朝日新聞デジタル - 07月16日 19:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2970482

東証1部上場で、平成24年4月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた山水電気(株)(TSR企業コード:290060532、大田区)が7月9日、東京地裁から破産開始決定を受けた。
 負債総額は約3億5000万円。
 昭和19年12月、東京都渋谷区でトランスの製造を目的に山水電気製作所として創業した。36年12月東証2部上場、45年3月東証1部上場をはたし、その間、37年4月にセパレート・ステレオの発売を開始、以降、得意のステレオアンプ技術を活かし「SANSUI」ブランドを確立した。
 名門ステレオメーカーとしての知名度を高め、59年10月期に売上高約525億円(単体)を計上していた。
 しかし、オーディオブームの衰退やバブル崩壊による販売不振、さらにデジタル化の波に乗り遅れるなどして減収が続き、平成11年12月期(平成2年から12月期決算に変更)の売上高は約46億6900万円に落ち込み、約110億円の赤字となって債務超過に転落した。以降も販売不振から抜け出せず、音響機器製造事業から撤退した。事業は音響機器の修理メンテナンスに移行し、22年12月期の売上高は4048万円にまで減少、約14億円の赤字を計上した。
 この間、継続企業の前提に関する注記が付いたまま、13年11月以降はグランデ・グループ(香港)の資本参加を受け、同グループ支援の下、構造改革に取り組んできたが、23年5月にグランデ・グループが経営破綻したため、同グループに約54億円の不良債権が発生した。23年12月期の売上高は1543万円にとどまり、グランデ社への貸倒引当金を特別損失に計上するなどで約14億円の赤字となった。
 業績不振に加えスポンサー企業の事実上の倒産により、資金支援が得られなくなったことから、従業員給与を含め支払遅延を起こすなど業況は悪化。24年3月7日には東証より管理銘柄(審査中)の指定を受けるなどで対外信用も失墜し、24年4月2日に民事再生法の適用を申請していた。
 その後、24年12月3日には民事再生手続きが認可され、24年12月27日には民事再生手続の終結を迎えていたが、外部からの資金調達が上手くいかず資金不足に悩まされるなか、弁済債務の返済にも行き詰まり事業再生を断念し今回の措置となった。
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