本日、極めて重要な結論が出ました。
様々な文献値と、紫外線照度計を用いた実測を行った結果、
マスクリーンでコロナウイルスを不活化するのに必要な時間は、
これまでお伝えしていた2分よりもはるかに短く、
6W の T5 規格の殺菌灯を使用したオゾンが出るタイプのマスクリーン: 15 秒
(ラップを貼ってオゾンを出さない場合は、20 秒)
8W の Panasonic GL8 を利用したマスクリーン 4: 12 秒
11W の水槽用殺菌灯を使用したマスクリーン 4: 30 秒
9W の二重円筒の水槽用殺菌灯を使用したマスクリーン: 30 秒
で済むという結論に至りました。
詳細については、
http://bigbird.riast.osakafu-u.ac.jp/~akiyoshi/Works/Anti-Covid-19.htm#Masclean
http://bigbird.riast.osakafu-u.ac.jp/~akiyoshi/Works/Anti-Covid-19.htm#UV
をご覧下さい。
これならば、焦げ臭い臭いも余りしないはずです。
医療現場用の GL8 を使用したマスクリーン4は、わずか12秒ですから、何かあったら頻繁に処理することで、感染率を下げられるのではないかと期待します。また、繊維の劣化も大幅に押さえられます。今後マスクリーン4の製造の主役はより強力な GL10 を用いた物にシフトしていきますので、10秒の壁が切れるのでは無いかと思います。(ここまでで短くなると、蓋を開けてセットして交換する時間の方がかかりますけど)
さらに、サージカルマスクのプリーツを開いた状態では、裏側まで 13%程度の紫外線が
透過することが分かりました。ある程度繊維の中まで不活化できることになります。
世間ではかなりサージカルマスクの供給は余裕が出てきているようですが、これならば、医療現場においてマスクの使用数を抑える以上の効果が期待できます。
大学経由の話はなかなか時間がかかりそうなので、この成果をもう少し確認してみてから、十三市民病院に打診してみようと思います。
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