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2019年07月22日16:59

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西日本一人旅・16日目 [2016.8.26]

標高3,000m級の山々が雄大に切り立つ『立山連峰』。
その断崖の奥地、秘境とも言える場所にダム湖『黒部』はある。
この黒部湖は、総貯水量が凡そ2億㎥とも言われているらしく、東京ドームに置き換えると160杯分相当の水量にもなるというのだから驚きだ。
そして、その黒部湖を誕生させたのがここ黒部川第四水力発電所、通称“黒四ダム”、または黒部ダムだ。
建設当時は大坂府の電力需要の約1/2、250,000kwを賄っていたという。

放水観覧ステージにて、その黒部ダムの全容写真を収め、外階段を経由して先に進むと分岐点に出会う。

右への階段を下れば更に近くで放水が観れる様だが、それは後回しにして『えん堤』へと続くルートを進む。
程無くの場所にレストハウスや売店があったので木苺ソフトクリームを購入した。

苺のソフトクリームといえば、1年前に千葉県の観光大型複合施設『ザ・フィッシュ』で食べた物が絶品だったのを覚えている。
苺の果実が薄紅色のクリームにミックスされる事によって活きる甘酸っぱく爽やかな旨味。程良い甘さのクリーム自体も味が濃厚でなめらかく、そして香り高くと、この上ないソフトクリームの味わいだった。
ソフトクリームにおいて、未だにあれを超える感動には巡り会えていない。

もしかすれば、今手に持っている代物がそれを超えるかも知れないと淡い期待を抱いたが、残念ながら叶うことはなかった。
この御当地ソフトクリーム習慣も本日で終わりとなる事が少し寂しくもある。

本日はガリガリ君と、このソフトクリームしか食べていないので、流石に腹が減ってきた。
現在16:20。
以前から、埼玉県のとある店舗の『わらじカツ丼』とやらを食べてみたいと思っていたので、東京に帰る道すがら、そこに立ち寄って空腹を満たすのも良いかもしれない。

黒部ダムを囲う山々の頭が雲に隠れ始めてきた。
これからまた一雨来るかもしれないので、休憩はそこそこに黒部ダム観光を再開することにする。

えん堤へ行く前に先程の分岐点に戻り、階段を下り進み放水を眺める。
この場所は『新展望広場』と呼ばれており、先程のダム全容が眺められる展望台とは異なり、より間近に放水の迫力が楽しめる位置にある。

先程は気が付かなかったが、放水口近くの扉から、その霧状に放たれた放射水の大きさの規模が改めて窺い知れる。
毎秒10t以上の水が放たれているらしく、運が良ければ放水にかかる虹が観れるらしいが、生憎太陽は雲に隠れてしまっているので本日は期待出来ないだろう。

黒部ダム上方、天端には自然越流式の「洪水吐(こうずいばき)」と呼ばれる放流設備が備わっている。
幅11.5mの放水口が10門連なり、最大放流量は毎秒906㎥とされる。
長雨や集中豪雨、大量の雪解け水等で通常放流を上回る流入が湖内にあるとダムが満水となるため、余剰水が洪水吐から自然放流されるのだそうだ。
これを『越水』という。

施設内に貼られているポスターには、越水時の写真が収められていた。
『越水日 昭和44年6月30日
撮影日 昭和44年7月2日』
と記載されていた。
どうやら黒部ダムにおける越水は、この時と昭和53年の二度だけとのこと。
大変に珍しい光景なため、直に眺める事は余程のことが無い限り難しいが、その迫力は相当なものなのは間違いなく、いつかこの目で観てみたいものだ。


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