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2021年10月13日19:10

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マツスタ観戦レポート(10/12 対DeNA戦)

ってコトで、一応は今期の最後となる予定のDeNA戦を観戦してきました(´ー`)。
結論から言ってしまえば期待以上の好ゲームで、最多勝や首位打者、そして新人王と数多くの個人タイトルがかかり、更にチームも5連勝で3位とのゲーム差を6ゲームまで縮めて一縷の望みを持った勢いというか、優勝こそ消滅しても消化試合モードにはならずに高い集中力で試合に臨んでいる姿をしっかり見せてもらいました(´ー`)。
…けどまぁ、やっぱり遅すぎたというか惜しかったなぁとも思うけど(´Д`)。

・やっぱカープロードの入り口が寂しい…。
今日は朝から天気が微妙で、試合前に少し雨が降った形跡もあるものの(着いた時点ではまだ球場の床が濡れていた)、自分が広島駅に着いた頃には完全に止んでいたこともあり、まずは安堵しつつ広島駅からいつもの様にカープロードへ向かったものの、やっぱり広島駅横のフタバ(とローソン)が閉店してしまっているので、入り口が薄暗くて寂しくなってました(´Д`)。
どっちみち、老朽化で取り壊す必要のある建物で、もしも新しいビルに生まれ変わるとしても一体何年後なんだろうって話なので、とりあえずは慣れるしかないんだろうけど、ただナイターの時にあそこが暗いままというのは問題ありな気もするんで、何とかならないかなと。

・貴規のスパイスシーフードカレーとあつのオニオンコンソメスープ。
さて、今日はKIRIN一番搾りプレゼンツのスポーンサードゲームで、うちわの配布もあったみたいだけど、途中参加だったので貰えず(´Д`)。ただ、スクリーンでの宣伝だけで看板やのぼりも無かったのは雨の影響なのか何らかの配慮なのか。
ちなみに、かば広場では展示物の代わりにキリンのクラフトビールが売られてましたが、今日の試合は緊急事態宣言解除後ということもあって、県独自の自粛は続いているとしても酒類の提供は20時まで食事は21時までという緩めの制限下。

そんな中で、今期最後に選んだ球場メシは、前回の観戦時に食べられなかった石原捕手プロデュースの貴規のスパイスシーフードカレー(エビフライのトッピング付き)と、會澤選手プロデュースのあつのオニオンコンソメスープを。
ぶっちゃけ、雨上がりで蒸し暑いナイターだったので、隣のスイーツコーナーで売られてた栗林の梨シェイクの方へ手が伸びそうにはなったものの(´Д`)、まぁせっかくなので翼への感謝も込めて捕手4人のプロデュースメニューを制覇しようかと。
食べた感想としては、まずスパイスシーフードカレーは文字通りに肉の代わりにタコやイカなどシーフードの具材がてんこ盛りで、存在感のあるエビフライがトッピングされていると思えば、これで1100円は悪くないボリュームと言えるんだけど、ただカレーのルーは前回に食べた安部ちゃんと同じだったのはちょっと興ざめかも(まぁカウンターに置いてあるスパイスで自分で調整しろってことなんだろうけど)。
そして、少し汗だくになりながら食べた熱々のオニオンコンソメスープは、こちらは味付けも具材も程よい具合でなかなか。
…というか、ぶっちゃけバリバリバリのメニューは味付けが微妙なのが多いんだけど、その中でも今回はサイドメニューとしてはいい脇役になってくれる存在で、まさに會澤の捕手論を表現したもの…というのは深読みしすぎか(´Д`)。
まぁでも普通に美味かったので、来年もオープン戦とかのまだ肌寒い時期に売ってみてはどうかなと。

・先発は九里vs東
さて、平日の途中参加ということもあって、いつもの様に駆け足で球場へ向かった時は、丁度先発の九里が3回表を投げ終えたところで、未だ両軍0−0どころかまだノーヒットという状況。
ここまでの九里の防御率は4.22で、DeNA先発の東にいたっては7.71という数字の割には投手戦の様相だけど、まぁ九里は最多勝争い中だし東も今期は殆ど一軍の試合で投げられていないんで、どちらも必それだけ必死ということですかね(あと東は広島打線が苦手の左腕でもあるし)。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:宇草(8)、小園(6)、西川(7)、鈴木(9)、坂倉(3)、菊池(4)、上本(5)、林(3)、九里(1)。
DeNA:桑原(8)、楠本(9)、佐野(7)、牧(4)、宮崎(5)、ソト(3)、柴田(6)、戸柱(2)、東(1)。

カープは、故障で離脱した野間に代わって宇草が起用され続けている中で特に打順に大きな動きは無いものの、ポジションが上本がサードで林がファーストに。
坂倉がスタメンマスクだし、守備面も考慮しての起用かもしれないけど、林は守れるポジション増やそうとするよりサード専念の方がいいんじゃないかなぁとは思わないでもないですが(´Д`)。
まぁあとはバランスのいいオーダーだとは思うけど、欲を言うならやっぱもう一人15本くらい打てるバッターが下位にいてくれたらな…とは思いますね。ここらは来季の林に期待か。

DeNAは最下位とはいえ相変わらず打線は強力。先頭打者の桑原は首位打者争いしている一角で、佐野や栗林と新人王を争う牧など、3番から6番までHRを16本以上打ってる中〜長打力のあるバッター揃いで、僅かの油断が即失点に繋がりそうなオーダー。
…とまぁ、実は広島とDeNAは今年のセリーグの打線の中でもトップクラスだったんだけど、それでも最下位争いやってたってところが野球の難しさと言うべきか(´Д`)。

・応援団が戻ってきてる…!
最近はすっかりと静かな球場に慣れてきていたのもあって忘れかけていたものの、今日は攻撃時に例の脱力系クソダサBGMじゃなくて太鼓の音頭が響いてきたのでパフォーマンスシートの方へ目をやると、久々に応援団の人達が戻って来たみたいで、西川や誠也の横断幕が。
というか、もう全然姿を見なくなって応援団の人達は去ってしまったのかなとすら思っていたけど、緊急事態宣言下の時は無しってコトか(ちなみにビジターの方にもちゃんといました)。
…来期はワクチンパスポートを条件に大幅に緩和される可能性もあるけど、ほんと来年こそは昔みたいな賑わいが戻るといいですねぇ(´Д`)。またチャンステーマでみんなで盛り上がりたいですわ。

・九里は立ち上がりに苦しむも大黒柱の投球。
さて、今期はシーズン前半から先発ローテを支え続け、いつの間にか最多勝を争っている実質エースな九里の今日のピッチングですが、直接見らていない立ち上がりは苦労したみたいで、初回は先頭の桑原に死球を与え、楠本からゲッツーを奪ってフォローはしたものの佐野にも四球と、1、2回で3つの四死球と、まぁ7時前に来てノーノーなのにまだ3回も終わってなかった理由が分かった感じでした(´Д`)。
そして、4回表も先頭の佐野には甘く入ったスライダーを打たれて長打になりかけたところを西川のファインプレーに助けられ、牧を抑えた後で宮崎には初安打でツーベースを打たれてと、ちょっと先に崩れそうな気配も漂ったものの、ソトをきっちり抑えて踏ん張ると、1点先制して貰った5回表は先頭の柴田の打席で小園のエラーが出て出塁されるも落ち着いて後続を断ち、6回、7回は3人で討ち取って100球でHQS達成と、大黒柱と呼べる頼もしさを見せてくれました(´ー`)。
特に今日はランナーを出した後での安定感が際立ってたし、先発としての九里という投手が完成しつつあるのかなとは思うんだけど、果たしてオフに球団は引き留められるだけの評価出せるのかなという不安も芽生えて来たりして…(´Д`)。

…ただ、やっぱり今日も言うけどバントの改善はガチで取り組んだ方がいいかと(´Д`)。
一応、今日は5回裏で成功させてたけどあれ守備がいい投手なら2塁刺してたと思うし。

・東も流石はかつての新人王投手…ってコトかな。
一方でDeNA先発の東も今日は九里と熾烈な投手戦を演じ、こちらは4回裏に小園に内野安打を打たれるまでは四死球すら無しのパーフェクトピッチングという、とても前回に炎上した投手とは思えない内容。
ただ、その初ヒットが内野安打だからショックがあったのか、そこから隙が生まれて西川、誠也にも連打を浴びて初失点。しかしそれでも尚も1アウト2、3塁で打者は坂倉という大量失点の危機の中でファウルフライ2本で最少失点でしのぐと、そこから7回まで毎回の様にランナーを出しつつも追加点は許さずにこちらも106球でHQS達成。18年に新人王を獲った底力を見せ付けたってところでしょーか。

・菊池のファインプレーとバードの値千金の奪三振でリードを死守。
と、そんなこんなで先発が7回までしっかりゲームを作った中で、勝負を分けたのは8回の攻防でした。
7回裏に打席が回った時に2アウト2塁でチャンスだったのもあって代打が送られ、8回表に2番手で登場してきたのは島内。
…え、先頭は左打者の柴田なのに森浦じゃないん?と少しどよめいたものの、そういや森浦って左投手なのに左打者の被打率が3割超えてるんだっけ(´Д`)。
ただそれでも、7番からという打順とはいえ、前回登板で失点してるだけに1点差の局面で島内は本音はちょっと怖かったんですがその予感は的中し、立ち上がりに全く球が定まらず、その後フルカウントまでは持ち込んだものの先頭の桑原に四球を与えて出塁を許してしまいました。
そして、続く戸柱に送りバントを決められ、1アウト2塁となったところで代打で出て来た神里を155kmの見逃し三振に打ち取って2アウトまで漕ぎ着けたものの、先頭に戻って桑原には2球目のど真ん中を打たれ、それがセカンドの内野安打となって1、3塁に。
…ただ、実はここで速報には残らないセカンドのファインプレーが飛び出していて、菊池は捕球した後で1塁は間に合わないと瞬時に判断したのか、そのまま本塁へ送球。これが柴田のホーム突入を防いだという、結果的にはこれが今日の勝負を分けたと言っても過言ではないプレーでした。

ただ、それでもピンチは続いて続く打者は左の楠本となったところで佐々岡監督が動いて、今度は助っ人左腕のバードにスイッチ。
…ぶっちゃけ、この時も場内ではどよめきが起きてたんですが(というか、バードの対左は森浦より低いっても.280程度ある)、よっぽど対左で森浦にトラウマあるのかなぁと思いつつ、あとは継投が成功する様に祈るしかなかったんですが、そのバードは1−2とストライクが先行しながらも2球ボールが続いてフルカウントまで持ち込まれた後で、内角低めに渾身の直球を投げ込んで打者をのけ反らせつつの見逃し三振を奪うという、値千金の一球を見せてくれました(´ー`)。

・神様仏様誠也様。あと小園も。
…と、正に“死守”と呼ぶにふさわしい守りを見せた後の8回裏、先程の打席で代打が告げられて降板した東に代わって2番手で登場したのはセットアッパーのエスコバ―。
今期はちょっと防御率は悪いものの、球は滅法速いパワーアームだけど、そのエスコバーに対して先頭の小園が初球を叩きつけて内野安打で出塁すると、西川がセーフティー狙いの巧妙な送りバントを決めて1アウト2塁となり、打順は先制打を放った4番の誠也。
その誠也に対して相手バッテリーはほぼ速球押しながらもストライクが入らず、3−1のバッティングカウントになった後で低めのストレートを捉えた球はレフトスタンドまで届き、“神ってる”級のダメ押しとなる34号のツーランHRに。最近は喜びも控えめだった誠也もさすがにダイヤモンドを回りながらガッツポーズでした(´ー`)。

ともあれ、投手陣が気合入りまくりで緊迫した展開が続く中、攻撃陣で決定的な差がついたのは4番の存在だったという事だけど、ただもう一人、今日の隠れヒーロー的な存在として小園も忘れちゃいけないかなと。
なにせ、4回裏とこの8回裏と、得点のきっかけを作ったのはそれぞれの回で先頭打者として出塁したこの小園なので、彼の出塁無くして勝利は無かったのもまた事実。
ホント、3年目で素晴らしいリードオフマンに育ってくれたもんだと。

・最後は栗林が球団記録を樹立してゲームセット。
そして、3−0と理想のお膳立てが整えられた9回裏、城内の大きな拍手と共にコールされたのは球団記録更新のかかった守護神、栗林。
そんな姿にビジターパフォーマンスに集まった横浜ファンの人達はかつてヤマヤスが新人王を獲った年のことを思い出してたかもしれませんが、その栗林はちょっと立ち上がりに制球に苦しんで、先頭の佐野に対してボールが3つ先行し、ファウルを一つ挟んでフォアボールに。
ちょっとキナ臭くはなったものの、最早この程度で揺らぐレベルの栗林ではなく、続く新人王ライバルの牧をショートゴロに討ち取ってまずは1アウトを取ると、続く宮崎をファーストのファウルフライに討ち取り、最後はソトをセカンドゴロに打ち取って今日も無失点でゲームセット。
これで連続セーブ記録を15まで伸ばし、セーブ数はルーキーイヤーに37を記録したヤマヤスにはまだち及ばないものの、防御率に関しては48試合に登板して0.38という、大魔神佐々木(0.60)や藤川球児(0.67)のキャリアハイすら超えそうな、ちょっと異次元な数字になってきてたりして。

…とまぁ、個人的には今日は先月に買ったばかりの栗林のハイクォリティユニを着て行ってたんで、余計に嬉しかったりしてます(´ー`)。

・今日の勝利を支えた三本柱。…ただ一つ惜しかったことが(´Д`)。
と、今日の試合は午後9時前に終わったのもあってか、今日のお立ち台に呼ばれたのは先発の九里と全打点を挙げた4番の誠也と球団記録更新した守護神栗林の三人。
まず九里は先制点を与えなかったこと、低めに集められたことを好投の要因として挙げ、最多勝争いに言及されると、一戦一戦を強調しつつも取りたいという想いもちらり。
大本営によると、今後は中5日であと3試合に登板させて取りに行かせるんだそうで、疲れは溜まってるだろうけど是非狙って欲しいところ。
まぁそうなった後に待ってるのは争奪戦かもしれないけど(´Д`)、あの九里が最多勝投手なんて5年くらい前は誰も予想していなかったろうし、ここは全力で応援したいところ。

更に続けてマイクが向けられた誠也は、ちょっとルーキー風(?)のおどけた挨拶から入り、8回のダメ押しツーランに関しては、球が速くて厳しいなと思いつつコンパクトに振った結果がスタンドに入ってくれてよかったとのコト。まぁ確かにその通りではあるんだろうけど、ただ後でリプレイを見たらあの低めをコンパクトに捉えてスタンドインって、やっぱゴリラパワーだよなぁと(´Д`)。
ちなみに、その後で最多勝争いのことを聞かれると、自分は一度獲らせてもらってるので、今度は坂倉さんにとって貰えばいい、僕は首位打者より今日みたいにいいところでたくさん打てればいいと思っていますというコメント。
可愛い後輩への思いやりだけじゃなくて、おそらく今日はチャンスで何度か回って来たのに全く打てなかったことへの叱咤も込められていて、若手時代は新井さんやらみんなから可愛がられていた誠也も今や優しさも厳しさもある立派な先輩に育ったんだなと(´ー`)。

そして、一つ惜しかったのが最後に栗林にマイクが渡った時に(たぶん誠也のけしかけだろうけど)「フォーーー!」と絶叫してみせたものの、インタビュワーのセリフと被ってしまって痛恨の台無しになってしまったこと。(ちなみにもう一度やってくれと言われたけどさすがに断ってました)
とまぁそれはさておき、栗林はまず誠也の援護で楽な気持で上がったのに、先頭にフォアボールを与えてしまった事を反省し、そこから石原のリードのお陰でゼロ抑えられたことに感謝しつつ、新人で歴代2位の32セーブ、そして球団新記録の15試合連続セーブを挙げたことについては、監督やスタッフ、先発や野手の方々が繋いでくれたお陰で僕はなにもしてないと、とにかく謙虚なコメント。
そして、新人王を争う牧との勝負にも言及されると、特に意識をせずに一人のバッターとして勝負することが出来たと冷静さもアピールし、らしさの溢れる完璧な受け答えだったかと。

というか、三連覇を支えた中崎はクローザーには何より闘争心が必要と思い、ひげを伸ばしたり地面を蹴り上げてマウンドへ向かったり、打者と対峙している時は常に睨みつけるなど、アツくて強いクローザー像を追求していたけれど、栗林は自分がファンだった中日で君臨した岩瀬の様にクールな守護神を目指してるのかなと。

・わき目は降らず、このまま最後まで突っ走れ。
かくして、2時間51分と緊張感のある好ゲームに相応しいテンポでの試合が終わり、まずは最後の観戦でこんな気持ちよく勝ちゲームを見られたのはいつぶりだろう?とか思い出そうとしつつ率直な感想をと言われれば、この6連勝中の試合が前半戦で出来てたらな……とはどうしてもなるんですが(´Д`)、とにかく今日も巨人が破れて5ゲーム差になったんだし、後はもう後先考えずにこのまま突っ走れと。
CSに行きたいと公言まではしていないものの、今日のヒロインでもヒロインで誠也が最後まで諦めずにという発言をしていて、おそらくチーム内で奇跡の逆転CSを目指して一丸になってきているのは、今日の試合で今までよりもひときわ高い集中力の中でやっているのが感じられたことからも分かったので、後は完全に消化試合となってしまう日まで、ファンも2013年の再来を信じて最後まで応援し続けるのみってコトで。

以上、これで一応は今期の観戦終了です。
最近は毎年地元最終戦に大体は行ってるので、今年も行けるもんなら行って監督挨拶を聞いてやりたいけど、まぁ難しいですかねぇ(´Д`)。
戦績は3勝4敗4分け…になるのかな。引き分けだらけで思ったより負けてはいないものの、初勝利まで4カ月近くもかかってしまったのは辛いシーズンでした。ほんと。
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