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2020年10月19日18:59

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マツスタ観戦レポート(10/18 対中日戦)

…ってコトで、9/27に続いて今期二度目の観戦をしてきました(´ー`)。
前回はコロナ禍の中で、どうにか今年もマツダスタジアムへ観戦に行けた喜びだけを噛みしめた試合だったのに対して、今回は是非とも勝ち試合を見たいと意気込んで挑みましたが、今回は7連勝中の中日相手に辛抱強く戦って勝利を掴んだナイスゲームと言える内容でした。
ってことで、気分もいいのでまたフォトアルバムもアップしようかと。今回は選手写真メインで。

・また少しずつ戻ってきている。
前回の観戦時(9/27)から3週間ぶりってことで、カープロードや球場の風景に大きな違いは無いものの、目についた変化としては赤いローソンの駐車場の露店が復活していて、去年の様にふるシャカや天ぷらなどが売られていました。
更に、ローソンを抜けた先のカフェの前でも路上販売用のテントが張られていたし、広島名物せんじからを売ってるおっちゃんも復活していたりと、小さな変化ではあるんですが、もうシーズンも終盤ながらまた少しずつ戻ってきているんだなと(個人的にはマツダスタジアムが出来てから毎年ずっとから揚げ売ってたおばちゃんがいないのが気になってるけど)。

そして、球場内では今月からパフォーマンスシートに応援団が入って太鼓での応援が解禁されていたので、試合中の賑やかさも大分戻って来てました。
もちろん、トランペットや大声は相変わらず禁止なので、代わりに太鼓やカンフーバットでドドンドドンドン(すず〜きせいや〜)と叩く音だけで表現してると、何やらモールス信号か何か?とか思ってしまったりもしたものの(´Д`)、ただ応援団が音頭を取ってると球場内の応援活動に一体感というか纏まりがでていて盛り上がりも違ってたんで、やっぱり必要な存在なんだなと改めて。
ちなみに、太鼓の合わせてカンフーバットを叩くパターンも状況に応じて複数あったものの、でもやっぱ来季はまたいつものチャンステーマで盛り上がれるといいなとは切に願ってます(´Д`)。

・チョウザメのフライとオオサンショウウオこんにゃく。
とまぁ、カープロードの観察もそこそこに球場入りしたんですが、今日はイベントでお目当てが二つ。
本日はゆめタウンのスポンサードゲームで、また恒例のわがまち魅力発信隊では2つの市町村が来ていいて、自分の目当てはレフト側のアゲハアオムシ広場で出店していた佐伯区湯来町の方。
湯来町は温泉やチョウザメの養殖で有名なところで、今日もチョウザメの展示やフライも売られていたんですが、更に最近話題になっているのがオオサンショウウオの形をしたこんにゃくで、通販では2〜3か月待ちとか言われてたのが今回は球場内で販売されると聞いて、まず真っ先にいってフライと一緒にゲットしてみました。
…といっても、お土産用なんでまだ食べてはいないんですが、確かにオオサンショウウオだ(´Д`)。ちょっと食べるが躊躇われるキモかわな形なんだけど、中にシシャモの卵が練り込まれていて美味なんだとか。
ちなみに、チョウザメのフライは味は普通の白身魚なのかな…と思いきや、イカと貝の中間みたいなコリコリとした意外な食感。そのまま衣つけて揚げたのにオタフクソースをかけただけのシンプルな料理だけど、思ったより全然美味かったので、また売られてるのを見かけたらリピートもありかも。

そして、かば広場の方では半分のブースで島根県邑智郡美郷町が写真展をやっていて、残りはゆめタウンが今年のカープデザイン(毎年のキャッチフレーズに対応したデザイン)のゆめかの受付をしてました。
…ってコトで、せっかくなので切り替えてはもらったんですが、考えたら去年は機会を逃して2018年の℃℃℃カード以来だから、もしかしてダウングレードになったかも?とか考えてしまったり(´Д`)。

・やっぱカープうどんは食っとかなきゃ。
と、他にも鯉フォト買ったり(石原の写真が殆ど無かったのは残念だけど)、売り切れだったジェットバルーンタオルのもう片方を探したりと買い物にも忙しい日ではあったんですが、大体片づけた頃にはお昼前だったので、ここでスタジアム飯の時間に。
今年は観戦機会が少ないので何食べるのかは悩んではいたんですが、やっぱり前回では敢えて後回しにしたカープうどんを食っとかなければ気が済まないってことで、久々に全部乗せいっときました。
すると、今年は感染対策でどんぶりに蓋が付いて、更に七味はカウンターで最初に振りかける形だったのが今年は小袋付き。
客側としては便利は良くなってはいるものの、元々薄利多売な名物メニューで今年は売上数が(推定)で半減してる上にコスト高にもなってるっぽくて心配にもなるんですが、何とか踏ん張って下さいと食べて応援するしかないですかね(´Д`)。

そして、せっかくなので選手プロデュースメニューもどれかいっとこうという事で、今年新たにオープンしたファンCミールで亜蓮のピンクグレープフルーツ&カルピスモクテルを。
モクテルって言葉が聞き慣れないけど要はノンアルカクテルのことで、レモンの炭酸水ベースにカルピスやらアイス(?)やらが入って、仕上げにピンクグレープフルーツが乗ってるという、何やら手の込んだ飲み物ながら思ったよりさっぱり系で旨かったけど、ただカープうどん全部乗せと同じ700円だから毎回気軽に買うってまではいかないかな(´Д`)。生ビールよりはコスパいい気はするけど。

・中村祐太vs清水達也。
10月も半ばながら、24℃と気温は幾分高めで、温かい日差しに青空と適度な雲が広がる絶好の野球日和となった今日の先発は、カープは中村祐太で中日は高卒2年目の清水達也という若手右腕対決。
先発回数を積み上げるたびに内容が良くなって防御率は2.91まで改善した2連勝中の中村裕に対して、プロでまだ1勝ながらここまで4試合登板で防御率は1.84の清水と、案外いい勝負になりそう(というか、初物だから打てない)な予感の組み合わせ。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:宇草(7)、田中(6)、鈴木(9)、松山(3)、西川(8)、會澤(2)、菊池(4)、羽月(5)、中村祐(1)。
中日:大島(8)、京田(6)、阿部(4)、ビシエド(3)、高橋周(5)、シエラ(7)、近藤(9)、木下拓(2)、清水(1)。

カープは昨日の試合を落として2連敗中というのもあって、若手がスタメン抜擢はされているものの方向性としては1勝を取りに来たオーダー。
純国産のスタメンながら、前回観戦時の低迷期に戻った様なオーダーと比べたら、ようやく主力が戻って役者が揃ってきて点が入りそうな雰囲気は感じられる打線かなと。
特に西川が戻ってきたお陰で中軸がちゃんとクリーンナップになっているし、2番に入ってから田中の調子も悪くないしで、期待度は高め。

中日は2番〜4番がぼちぼちって感じなんだけど、一番の大島が打率上位で5番の高橋周もコンスタントに打ちまくってるので、要所をきっちり抑えててバランスのいいオーダー。
ホームランバッターこそ少ないものの育成出身のシエラ含めて中距離の巧打者が揃っているので、なかなか簡単には打ち取れずに厄介そうな打線。阿部もカープキラーだしね。
というか、なにより大型連勝中で昨日も終盤に逆転してノッてるだろうから、それが怖い(´Д`)。

ちなみにスタメン発表から試合開始の合間のスラィリータイムは、マイケルジャクソンのメドレーに合わせて踊ってたけど、マイケルのマネは持ち芸だったのか妙にサマになってて逆に笑ってしまったり。

・中村祐はやっぱり立ち上がりさえ凌げば勝てるピッチャー。
さて、前回観戦時は立ち上がりに課題を残していた中村祐の今日の出来ですが、まず先頭の大島を3球でセカンドゴロに打ち取る理想の滑り出しとはなったものの、続く京田には5球目を弾き返れたあとで3番の阿部にはデッドボールを与えてしまい、いきなりランナー1、2塁のピンチに。
更に、4番のビシエドにはレフト前へ運ばれてしまうものの、1アウトで宇草が追い付きそうだったのが幸いしたのか、大島がスタートを自重して結局はポテンヒットから3塁で刺されるという珍しいレフトゴロになって失点を免れると、最後は高橋を見逃し三振に打ち取ってどうにか切り抜けてました。
ぶっちゃけ、今日も24球を投じて上々とは言えないもののツキには恵まれたって内容だったんですが(´Д`)、前回同様2回以降からランナーは毎回背負いながらも要所で強さを見せ、結局は7安打されつつも7回を投げ切って無失点と、今季で最高の結果となりましたとさ。

特に圧巻だったのは先制点を取った貰った後で勝ち投手の権利も掛かったの5回表、1アウトから大島、京田に連打を打たれて大ピンチになった後で阿部を併殺に仕留めて無失点だったこと。
更に4−0とリードを広げて貰った直後の6回表も1ヒットは打たれるものの無失点と、勝てそうな流れを離さなかったところは大いに評価できるんじゃないかと(´ー`)。
これが勝てる先発ってもんだ(ドヤァ)って感じなんでしょうけど、実は祐太って今期はまだ得点圏の被打率が.000なんだとか。…マジか。

ちなみに、前回の投球の時も思ったけど、やっぱり立ち上がりよりイニング数重ねて行った時の方がいい投球してる感じですね裕太は(´Д`)。丁度100球目からとなったの7イニング目は心配だったけど、むしろ一番良かったかもまであるし。
…まぁでも、バントの練習はしような(´Д`)。結果的には誠也がホームラン打ってくれたから同じことだったけど、5回裏の送りバント失敗は下手したら敗因に繋がってた痛恨のプレーだから。

・清水も球審のゾーンをよく把握して好投してたとは思うけど。
一方で、中日先発の清水も初回に1アウトから田中のヒットと誠也の四球で1アウト1、2塁となっていきなりピンチを招いたものの、続く松山を0−2から三球で見逃し三振を奪って踏ん張りを見せ、続く西川もセンターフライに打ち取って無失点に抑えると、そこから尻上がりに調子を上げて4回裏の1死までは50球そこそこでエラー1つだけと、波に乗ってきてちょっとヤバいかなと思わされて始めてたんですが…。
しかし、2アウトから西川にボール球を叩かれて予測外の先制ホームランを浴びると、5回裏は先頭の 羽月にヒットを許してその後2アウトまで漕ぎ着けたものの田中に四球を与えてランナー二人溜めてしまった後で、誠也には追い込んだ後で3ランを打たれて4失点。結局は5イニングを投げて4安打2四球4失点と実質のKO負け。

傾向としては、内野をぐいぐいと突いてきていたのと、また今日の球審が左打者の内角(右打者の外角)の判定が甘かったのを活用して左打者をのけ反らせつつのストライクを奪ったりと、強気かつ的確にツボを突くようなピッチングは堂々たるものだったんだけど、まぁ西川や誠也にはまだ通用しなかったって感じですかねぇ。

・突破口を開いた天才の一発。
…とはいえ、今日の先制ホームランは西川の天才っぷりが久々に出まくったというか、清水にはお気の毒というしかない気もするけれど(´Д`)。
初球に内角高めでストライクを決めて、2球目を内角低めの変化球に合わせた後で対角線を狙って投げた外角高めのボール球を無理やりに叩いたと思ったら、そのまま真っすぐ切れないままポール直撃って、正直見てた方も「うせやん?!」って驚いた打球だったし。
アレはもう打った方を褒めるしかないって奴です(´Д`)。
また、8回裏も先頭打者で出て来て試合を決定づけるダメ押しホームランを打ったけど、あれも球のでどころの分かりにくい変則モーションのマルクから外角低めを叩いてだから、どちらも超が付く技あり弾。
本人は天才言われるのあまり好きじゃないみたいですけど、やっぱこういう他にはマネできないバッティング見せられるとねぇ(´Д`)。

・主砲のプライドを見せた誠也。
そして、天才の妙技を見せつけた西川に対して、5回裏の誠也のバッティングは調子に乗って来た格下投手に対する強烈なしっぺ返しという感じでしたかね(´ー`)。
今日の清水vs誠也は初回は四球で2打席目はサードフライで3打席目にホームランという内容でしたが、共通してたのは3打席ともが徹底的に内角攻めをされていたということ。
ホームランの打席もフォークのすっぽ抜けから始まって2球目は内角の手頃な高さに来たのを無理やり打って自打球を当て、3球目だけはやや内寄りに入ったものの打ち損じのファウルになって追い込まれ、4球目、5球目と内角高めのボール球が続いた後の6球目、同じく内角高めで三振を奪いに行ったストレートを弾き返して特大弾をお見舞いしてやるという、「いつまでもこの俺をナメてんじゃねぇ!」って叫びが聞こえそうな主砲の意地を乗せたバッティングでした(´ー`)。
強気で攻めるのはいいんだけど、まぁさすがにホームランバッターに対してあの配球は誠也もカチンときた部分はあったろうし、正にしてやったり。

・2番の田中がいい手本を見せてる。
それと、今日の広島でいぶし銀ながら輝いていたのは2番の田中で、元々2番に収まってから調子が上向いていたのもあったけど、今日も4打数1安打2四球で3度出塁するという活躍っぷり。
その四球の一つは誠也のスリーランに繋がる値千金のプレーだったし、宇草ら若い選手にリードオフマンの手本を見せてるという印象でした。
特にやっぱコースケといえば選球眼で、四球の見切り方が違うんですよね。キャッチャーのミットに収まった瞬間にはグローブ脱いでるし、コース予測の速さが一段も二段も違うから、その辺のレベルの高さを実感して欲しいというか。

・ケムナやっぱりええやん!
ともあれ、中村裕が7回まで投げ切った後で8回表に出て来たのはケムナ誠。
前回観戦の時も好投してたし、個人的な評価は高いんだけど失点が多くて今シーズンの防御率は4点に近いという微妙な成績なんだけど、やっぱり今日も個人評価はうなぎ上りの結果になりました(´ー`)。
まず、先頭の阿部を力で押し込んでライトフライに討ち取ると、続くビシエドにはやや甘く入った内角を弾き返されたものの、続く高橋とシエラを連続で見逃し三振で堂々の無失点。
今日のケムナはやや球は高かったものの、ストレートの球威の他に変化強の精度が高く、高橋には外角のカーブで三振を奪っていたし、シエラに対しても速球、カーブ、今日最速の152kmストレートで三球三振という流れは完璧でした。たぶん、あんなの誰にも打てんというか。
今日みたいなピッチングが続けられればいずれはクローザーまであるかもしれないけど、来季に期待したい投手の一人ですな(´ー`)。
タイプ的には長身で振り下ろすパワーアームで助っ人に近いし。

・フランちゃんは小技を身に付けたらいいと思うんだけど(´Д`)。
そして、西川のダメ押し弾で5−0となった9回表、マウンドに上がったのは昨日リリーフ失敗した守護神のフランソワ。
まぁ明日は休みだし、今日で嫌なイメージを払拭しておくのも悪くはないやねと見てたんですが、先頭の遠藤をファーストゴロで討ち取った後で木下に初球を打たれて、続く代打滝野を三球三振に奪った…ところまでは良かったものの、大島には8球粘られた挙句にヒットで続かれてしまい、何やらきな臭くなってきたあとで、京田を何とかセンターフライに討ち取ってゲームセット。
まぁ、大島の打席で6球目の決めに行った外角低めのストレートをボール判定されてしまったのが響いててそこから10球近く上乗せになったものの、一応は無失点とはいえ5点差で出てきて21球も使わされたのはベンチも想定の外だったんだじゃないかと(´Д`)。
というか、やっぱりフランちゃんにはもっと投球に幅というか、スローボールを身に着けるとかして緩急使える様にならないと厳しいんでないかと。
後でスコアを見ると130kmそこそこのスライダーと150km前後のストレートのどちらかで球速差は20kmも無いんで、そら平均球速が早くても反応されるよねっていうか。

・ヒロインはちょっと不満が残った(´Д`)。
ともあれ、スコアの割には快勝というよりどうにか…って感じで試合は無事終わり、お立ち台に呼ばれたのは先発の裕太と、実はプロ入り初という1試合2本のホームランを放った西川の二人。
コロナじゃなかったらここに誠也も加わって、さぞ賑やかなヒロインになったんだろうな…って感じだけど、ただその内容はそれ以上にちょっと呆気ないものだったりして(´Д`)。
インタビューは終始裕太の好投の話が続き、相手の先発も讃えつつ、低めを意識しつつ攻めの投球を貫いたという頼もしいコメントは聞けたんだけど、ようやく西川に矛先が向かったと思えば発言機会はたった一度で締めに入って、場内は「えええええ」ってどよめきが起きてました。
いくら時短なシーズンといえど、さすがにちょっと違和感はあってなんか事情でもあったのかなぁと(´Д`)。
あと、裕太も締めのコメントが神対応と称えられた先週とほぼ一緒だったんで、次はなんか考えておいてくださいな。

・まぁ、主力が揃えば戦えるんだけどね…(´Д`)。
かくして、2時間59分と無駄にズルズルと引き伸びることなく試合は終わり、個人的には今季の観戦全敗は免れた安堵感と満足感に浸りつつ球場を後にしたんですが、総評としては「ホームラン、やぱりホームランは全てを解決する……!」…ってもまぁあるけど、やっぱり西川も帰って来て主力をスタメンに並べればまだ戦えるんだけどね、って感じですかね。
たぶん、西川や大瀬良の途中離脱が無ければAクラス争いには食い込めてたのかもしれないけど、それ故にチーム全体の選手層の薄さもまた実感させられたと言えるかもしれないです。
宇草や羽月、大盛と若手は出ているものの、西川が抜けた影響からも中軸を打てるポイントゲッター不足の深刻さが目立つので、今後はそこが最大の補強ポイントになりますかね(´Д`)。
もちろん投手も全然足りないけど、まずは点を取れる打線を復活させないと。

…あ、ちなみに、実は今日負けたら今期のV逸が確定してたんだそうですが、まぁもう何を今さら何をってハナシなんで、多分スポーツ紙の記者以外は誰も気にも留めてはなかったろうけど、ただせっかくだから来期に繋げるためにも最後まで悪あがきしてみて下さいな(´ー`)ってコトで。


次は11/11の(今のところは)地元最終戦の予定です。
もしかしたら森下君の新人王狙わせる試合になってるかもしれませんが、それより佐々岡監督がどんな挨拶するのかってにも興味あったり(´Д`)。
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