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2020年09月28日19:15

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マツスタ観戦レポート(9/27 対DeNA戦)

…ってコトで、ようやく今期初観戦に行ってこれました。
ペナント的にはもう大体趨勢が決まってしまってる段階ながら、今年は一度も行けないのを覚悟してた中で日祝ゲームを観戦出来た喜びが大きいので、今回はそれだけでいいってくらいのつもりではあったんですが、応援歌や大声の応援は禁止という静かな空気の中というのもあろうけど、内容自体が盛り上がりに欠けていた試合でした(´Д`)。
ちなみに、負け試合では気が進まないんですが、一応今回はフォトアルバムをアップ予定です。

・絶好の野球日和ではあるけど強風なのは気になる。
9/27といえば例年ならこれが今季最後の観戦になっていてもおかしくない時期なんですが、ようやくの初観戦となった今日は青空の広がる絶好の観戦日和。
日差しもやや強いながらも7月や8月に比べればかなり和らいで気温も30℃以下なので、選手もプレーしやすい日だろうけど、ただのぼりなどを撤去しなきゃならないくらいに強風なのが気がかりなところ。

・今年変わったあれこれ〜カープロード編。
さて、あまりに久々過ぎてチケットホルダー忘れてなかったかとか日焼け止め必要だったかもとか、案の定広島駅へ着いてから少々慌ててしまったんですが、まずは駅から球場までの変化をざっくりと。
まず、4月から広島駅ビルの建て替え工事が始まったこともあって、ASSEが無いのはもちろん駅前に広がっていた露店もなし。その代わり、工事中の壁にはカープも交えた広島の歴史が綴られているので、ここから既にカープロードが始まってるみたいな感覚でもあったりして。
ちなみに、9/26から地下改札も利用できなくなってるので帰りは要注意(´Д`)。

広島駅を抜けて信号を渡っての道中に関しては、去年限りでやめてしまったお店がいくつかあり、また新たに出来たお店もあるので、それなりに様変わりしてます。
コロナ禍でファンベースヒロシマと津田恒美記念館が閉店(記念館は移転予定)したのはニュースでも取り上げられていたけど、踏切近くのお弁当屋さんやら自分もよく利用していた中華料理屋さんなども去年限りで閉店していて、こちらは新たに中華料理屋とカフェとして別のお店がオープンしてます。
あとは、路上でせんじからやから揚げを撃っていたお店の姿も無く、赤ローソンも例年なら駐車場の一部使ってグッズや食べ物を売っていたんですが、それも今年は無し。
そして、今季は大きな壁画は無い代わりに、歴代の選手の名前が刻まれたモニュメントスクエアが3月からオープンしていて、お盆に来た時は人が殆どいない状態だったものの、観戦日の今日は賑わってました。

・今年変わったあれこれ〜マツダスタジアム編。
くどいけど今はコロナ禍が収束しきってない中での開催なので、ビジターのグッズショップ以外は極力人が密になりそうな露店やイベントは排除されて、球場入り口前は少し寂しめ。
去年との大きな違いは手荷物検査の場所に消毒液と検温装置があるということと、入場にマスクは必須ということ。まぁ今はマスクは普通に買えるから用意するには問題ないけど、忘れたら買いに戻る羽目になるので注意。

そして、入場して久々にコンコースへ出て、着席時間を迎えて鳴り始めた野球場へいこうに心を躍せつつ一周回った中で、最も大きな違いは南側に二階席(スカイテラス)とイベント広場(センター広場2階アミューズメントパーク)が増設されていたこと。
屋根ありになった1階のイベント広場はマスクフリースペースになっていて、2階では縁日ナイターの代わりにアメリカンアミューズメントフェアもこのカードから開催されていたものの、ゲームで遊べるテントは一つだけで、ちょっとというかかなり名前負けしてる内容なので(´Д`)、あまり期待はしない方が。
あとは、グッズショップの壁紙も刷新されてたけど、こちらはフォトアルバムで。
他は、イベント広場のオブジェクトも刷新され、かば広場のかばが新しくなっていたのと、コンコースのグッズショップ前では栗原もといゴリラだったのがイルカ?の背びれに、そして3塁側の広場では去年のコモドドラゴンから今年はリアルな芋虫って、造形は素晴らしいけど素晴らしくてキモい(´Д`)。

それと最後に、コロナ対策についてのまとめも。
・入場・観戦にマスクは必須。手すりなども職員の人がこまめに噴き取ったりしてました。
・トイレ以外にもコンコース内に手洗い場(ウォーターエリア)が設置。
・密防止か、コンコース内の露店形式の店も半減。
・座席は内野自由席を含めた全席指定で、応援歌や大声での応援も禁止。
・応援は拍手かカンフーバット推奨で、ジェットバルーン飛ばしも中止(代替グッズあり)。
・ビールの売り子の人も常にマスク着用促すボード持ってたり。
・あとコロナ対策かは分からないけどグッズショップの対応電子マネーが増えてました。

んで、今回は1塁側の内野2階席での観戦となったものの、ちょうどバックネット裏の上のど真ん中。
視認性がよくてピッチャーの横の変化球の球筋やベンチの中の様子などが見られるのは良かったけど、ネットで遮られて選手の写真撮りにくいのが難点かな。

あと、16000人程度の観客でも、埋まれば思ったより入ってる様に見えましたね。
みんな空いた席に手荷物置いていたけど、大体赤色で統一しようとしてるから赤一色に染まってる様に見えてるというか。

・今年変わったあれこれ〜グルメ編。
まず、マツダスタジアム飯といえば選手プロデュースメニューだけど、年間指定の観客以外は第1弾の機会すらないまま、既に第2弾が始まってました(´Д`)。
…は仕方がないとして、どうやら今年の推しはメガホン状の容器に入った食べ物な模様。
って事で、今回はそのメガホン目当てで鈴木誠也プロデュースの誠也のメガホンイチゴシェイクとヘルメットが松山の鶏せせりの天ぷら〜まっちゃん塩〜を所望。あとついでカップも70th記念仕様なのでドリンクを買うのもお忘れなくってところ(勝ち鯉ビールは今年は無いので注意)。

ちなみに、マツダスタジアムのもう一つの名物といえば常時行列の出来てるカープうどんですが、こちらは意外と疎ら。
今年は行く機会が少ない人ばかりだから、みんな選手プロデュースメニューの方を押さえておいたのかな?

・神石高原町PRデー。
そして、観客の少ない今期でも地方PRイベントは連日しっかり催されているみたいで、今日はかば広場で岡山県に隣接する場所にある神石高原町のPRデーが。
主には牛肉などの特産品と、町おこしでやっているまなず養殖のPR(以前に松山がアンバサダーやってた様な?)で、油木高校の生徒が販売してたフィッシュアンドチップスを食べてみました。
…んでまぁ、ナマズのフライは美味かったけど、ただカップの中にポテチとなまずのフライとその上にでっかいオニオンフライでかさ上げされてたのは苦手な自分には痛恨の一撃(´Д`)。
なまずフライ自体は美味かったんだけど…。

・中村祐太vs大貫晋一
今日の先発は、カープは今期2試合目の登板になる中村祐太で、横浜は大貫の期待の若手対決。
年は25歳と26歳対決という近い世代ながらキャリアは7年目vs2年目と中村のほうが大先輩ながら、今期の成績は0勝1敗防御率5.79の中村に対して大貫は6勝4敗防御率2.45と大分差が開いてしまっていて、まぁぶっちゃけ勝ち目は薄い組み合わせです(´Д`)。
ただ、かつてまえけん二世候補だった中村祐の潜在能力に期待って感じで。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:野間(8)、田中(6)、ピレラ(7)、鈴木(9)、松山(3)、磯村(2)、メヒア(5)、菊池(4)、中村祐(1)。
DeNA:梶谷(8)、ソト(4)、オースティン(9)、佐野(7)、宮崎(5)ロペス(3)、、倉本(6)、戸柱(2)、大貫(1)。

カープは野間と田中の見慣れない1、2番コンビ。大貫が右腕だから左並べてみたって感じなんだろうけど、しかしまぁ西川がいないのもあるとはいえ、打てそうなのは4番と5番だけという、威圧感の薄いオーダーだなぁと(´Д`)。
ただ磯村は去年は打ちまくってたから、またいい所見せてくれるのを期待したいところだけど。
翼も今日からベンチに復帰したことだし、若手たちにも尻に火が点いてきたはず。

対するDeNAは、やっぱ梶谷が言い方は悪いけどすごく目障り(´Д`)。
調子がいい時はホントに手が付けられないタイプなんで、出来れば下降気味だとあり難かったけど…(ちなみにダメみたいでした)。
…というか、3割バッターが松山しかいないこっちに対して、横浜は4人で打点などの打撃成績の差は歴然で、とにかく4番の佐野の打席までにお膳立てを整えさせないのが肝要なのは言うまでもなし。

ちなみに、試合前のスラィリータイムは20球のストラックアウト。
最初は幸先のいい立ち上がりでガッツボーズが続いてたのが、だんだん失敗が増えて最後は天を仰ぎっぱなしだったのがなんかちょっと不吉な予感してたんだよね(´Д`)。

・中村祐太は立ち上がりの調整法を工夫したらいいかも。
さて、今季2回目の先発登板で前回炎上して3回でKOされてしまったものの、先発事情からもう一度チャンスを与えられた形になった今日の中村祐ですが、立ち上がりはやっぱり散々なものでした(´Д`)。
まず、先頭の梶谷に対して二球で追い込んだのはいいものの、そこから外の変化球が明らかに外れてカウントが悪くなった後で、7球目のフォークが甘く入った所でホームランを打たれ、いきなりの強烈な先制パンチを喰らってしまうと、続くソトにも同じく2球で追い込みつつレフトオーバーのツーベースヒットを打たれると、次のオースティンにはライトフライで進塁させて4番の佐野にゴロでなんなく中押しの1点追加。
この回は最初の4人まで、もっと言うなら相手した6人のうち5人に対してファーストストライクを取りながら3安打2失点と、球は荒れていなかったけど単純に変化球のキレ不足でバットに当たれば飛びまくる決め球不足の非力なピッチングで、いきなり40球近く費やす羽目になってました(´Д`)。

それもあって、こりゃ今日も3回までもてばいい方かなぁ…とか思っていたものの、しかしそれでも2回からは立ち直って2回表と3回表は7番から3番まで無安打、4回表は先頭の佐野と続く宮崎に連続ヒットを打たれて無死1、2塁となるものの後続を断って無失点、5回表も先頭のピッチャー大貫にツーベースを打たれるものの、梶谷、ソト、オースティンを打ち取ってこれまた無失点と、終わってみれば6安打無四球2失点で6イニングを投げ切ってのQS達成。

1回裏に早めに投球練習に入って修正し、それ以後は球の切れが増して尻上がりに良くなっていただけに(あと磯村が積極的に内角攻め始めたのも功を奏したかと)、本人も余計に初回が悔しいでしょうが、もしかした調整法をちょっと工夫したら良くなるのかなと。
ノムスケが同じく立ち上がりの弱さを克服する為に、試合前に2イニング分の投球してるって話をしていたけど、中村祐も同じく球速自体は直球が大体140km前半で速球派じゃなくて、むしろキレの方で勝負するタイプだから、精度を上げる為に投げ込んでおくのもアリかも。
…まぁ、やっぱりやれば出来る子ってのは見せてくれたから、次こそは期待してるって事で。

・やっぱ梶谷は厄介過ぎる(´Д`)。
それにしても、嫌な予感はしてたけどやっぱり今日は梶谷にやられました(´Д`)。
初回の7球粘っての先頭打者ホームランもだけど、2回裏は誠也がチーム初ヒットで出塁した後で松山がセンターオーバーのタイムリーになりそうだった打球を背面ダイビングのウルトラプレーを見せ、結果的にこれが今日の致命傷になりました(´Д`)。
2回表は中村裕が立ち直って3者凡退に仕留め、先頭の誠也が出塁して流れが良くなっていたので、ここであれがタイムリーになってたら一気に勢いごと逆転出来てたかもしれないのに、調子がいい時は漫画みたいなプレーを平気でやるから、出来ればマトモに相手したくないタイプ。

・しかし、佐野は既に一流やね。
とまぁ、なんか褒め対象がDeNAの選手ばかりになってるのもアレだけど、現在首位打者の佐野が初回の1アウト3塁から難なくセカンドゴロで1点取っていたのを見て、ブレイク2年目ながらもう既に4番として一流のバッターなんだなと。
もちろんヒットで繋いで大量点狙うのもアリだけど、4番は打点を挙げる仕事ってのを徹底していた姿は、カープの選手もこれがみんなで出来てたから優勝できたんだよって思い出して欲しいですわ(尤も、今日はランナーが三塁まで進めてないけど)。

・大貫は球にばらつきはありながらも上手く利用してた…のかなぁ。
そして、横浜先発の大貫の方は、コントロールにバラ付きはあったものの、カウントを悪くしても崩れることなく凡打の山を築き、松山に打たれた7回途中までわずか85球の3安打1四球1失点。
5回終了時はわずか57球で、今日は楽勝で完封勝利されると思ってました(´Д`)。
変化球は真ん中から外へ逃げる球がいいキレだったものの、最初に追い込んでからなかなか打ち取れなかった中村裕に対して、こっちはばらつきがあったのを上手く利用して狙い玉を絞らせなかったってところなんでしょーかね。
…ただ、うちの打線の方が淡泊だっただけに見えなくもないけれど(´Д`)。

・CCダンスは無し。
ともあれ、中村裕が立ち直ったはいいものの攻撃の方は誠也のヒット1本で全く盛り上がらない中で迎えた5回裏、いつもならCCダンスからスライリーバズーカタイムへ移行するんですが、今日はいきなりAKB48のヘビーローテーションが鳴り始めてスラィリーが踊り始めてました。
つまり、密防止でどっちも中止って事ですな(´Д`)。

ちなみに、密防止と言えば昨年からファウルボールがスタンドインした時は注意喚起のカットインが入ってたんですが、今年は更に「また、ボールを追いかけないでください」の追加メッセージが。
今期は子供がグローブもって球を拾おうとするのも禁止ってことで、仕方が無いとはいえガッカリしてるお子さんも多いかな。

・菊池が見せたお手本。
そんなこんなで得点どころかチャンスすら作れずに淡々と凡退を繰り返していた中での6回裏、1アウトから8番の菊池が4球目をバントで奇襲し、ベースカバーが遅れた間に一塁を駆け抜けての久々の内野安打を見せ、久々に打撃で場内を沸かせてました。
…というか、これぞ菊池ってバッティングでしたが、マトモに打てない中での打開策として見せたお手本の内野安打とも言えます。
かつては赤松も得意としてたけど、特に大盛にはしっかり目に焼き付けていつか自らもやって見せて欲しいし、菊池もそういうメッセージを込めての打席だったんじゃないかなと。

・大盛はあの落ち着きはある意味異常(´Д`)。
そして、1アウトから菊池がなんとか出塁をもぎ取った後で投手の打席で代打がコールされ、出て来たのは現在売り出し中の大盛。
ここは若さと勢いを買ったのかなと思って見ていたら、その大盛は初球のボール球を悠然と見逃し、2球目はファウルしたものの、その後は1度も振ることなく敵味方併せて今日の試合で初となる四球を選んで繋いで見せてました。
ここで求められている役割への理解と意識をしっかり持ってたからとは思うけど、見ていてもここまで無四球で快投を続ける先発相手に打席での落ち着きは異常ともいえるもので、これは大物の器なんかなぁとは思わされましたが、ただ8回裏の攻撃を見るにやっぱ足は速いけどまだ非力ですね(´Д`)。

・野間は守備交代させられた意味を知れ。
ともあれ、大盛が繋いで1アウト1、2塁とチャンスを拡大し、今日初めて相手をマウンドに集めさせた最大のチャンスを掴んだものの、続く野間が空振り三振、更にコースケもライトフライに倒れて無得点。
その裏ではそのまま野間はベンチへ下ろされて大盛が守備に付いていたけど、野間はその意味を噛み締めるべき。
今までの起用傾向だとここで野間を交代なんてあり得なくて、6回裏で代打を送られなかったのもそこまではまだその流れだったけれど、攻撃終了後に若い大盛と交代を告げられるということは、ベンチをどれだけ失望させたのかという現れてもある訳で。

個人的にはあまり野間を叩きたくもないものの、初回は1番スタメンで起用されてるのに相手投手の調子を見極める時間も与えずに初球を叩いて凡退するし、なんか1打席が軽いです。
別に必ずしも初球を打ったはダメだとか転がし以外禁止とは言わんけど、ただ自分に出来る最適な結果を求めた大盛から感じ取るものはあって欲しいなと。

・ジェット風船の代わりにタオル使うらしい。
今期はジェット風船中止というのは先述したものの、その代わりに提案されたのがスカイジェットバルーンタオル。
早い話がジェットバルーン柄のタオルが800円で売られていて、7回裏にみんなでこれを掲げようという話だけど、まだ認知度が低いのかやってる人はあまり見かけませんでした(´Д`)。
…というか、コンコースのグッズショップにはなくて入り口か外野のショップ行かなきゃならないところが普及させる気あるのかって感じでもあるし。
でもまぁ今年限りかもしれないので、記念品代わりにはいいかもしんない。

・ケムナええやん!
さて、6回裏で代打を告げられた中村裕に代わって7回表から2番手で登場してきたのはケムナ誠。
シーズン成績はなかなか厳しい防御率ながら、ここ最近は9イニング2失点とまずまずの調子だし割と期待してる投手ですが、今日は7回8回の2イニングを無安打2三振と完璧なリリーフ。
特に2イニング目で梶谷からとなる打順の8回表もMAX150kmのストレートを交えつつ13球で片づけてしまったのは凄く好印象です。
3イニング投げた9/13以来の回跨ぎだけど球威もコントロールも衰えていなくて、ロングリリーフの適正あるのかなと。

・我らの松山が遂に反撃の狼煙を上げた……けど、またも好守に阻まれ。
ともあれ、そんなこんなで6回裏も0を重ねてしまったラッキー7は3番からの好打順だったものの、ピレラと誠也があっさり倒れて2アウト。ここもサクサクか…と思いきや、無安打ながら今日一番当りは良かった松山がカウント2−1からライトスタンドへホームランを叩き込み、ようやく盛り上げてくれました(´ー`)。
そして、その後は磯村に代打坂倉が告げられ、ここから畳みかけの反撃開始じゃああああと意気込んだものの、二番手の平田から打った3球目のフェンスギリギリまで届いたフライはオースティンの守備に阻まれてここまで。
やっぱ今日はツキにも恵まれてませんでしたね(´Д`)。

・しかし、ラミレス監督も動きが早いね(´Д`)。
まぁそれでもちょっと驚いたのは、松山に一発を喰らった後でラミレス監督はすぐに動いて完投ペースだった大貫を下ろして2番手の平田にスイッチ。
前の回にチャンスは作ったものの、まだまだ打ち崩したとは言えないし、最低でもこのイニングまでは投げさせるかと思いきや、ラミレス監督も動きが早い。
…ただ、やっぱり大貫を引っ張れるだけ引っ張ろうとしてランナーを溜めて交代させるリスクを負うよりはこっちの方が合理的ですわな(´Д`)。うちの監督にはちょっと出来なさそうな判断だけど。

・坂倉も悪いが、塹江は申告敬遠した後でビビってたら意味ねーだろう(´Д`)。
そんなこんなで2−1のまま迎えた最終回、9回表に登場してきたのは今期のセットアッパーの一角として定着しつつある左腕の塹江。既に15ホールドをマークしているし、確かにここは塹江に託すしかない局面ではあったんですが、先頭の佐野をショートフライに打ち取った後で、宮崎の打ち取った打球がアンラッキーなヒットになってしまい、続く柴田が送りバントを決めて2アウト2塁のバッター倉本という局面を迎えた所で、坂倉がマウンドへ上がって申告敬遠で戸柱勝負に。
しかし、そこから塹江はストライクが全く入らなくなり、結局戸柱は3−1カウントから四球を与えて満塁にしてしまうと、続く代打蝦名の打席で坂倉が2−1カウントから変化球をパスボールし、宮崎が本塁へ帰って痛恨の3点目が入ってしまいました(´Д`)。

まず、今日の坂倉は塹江の変化球を何度もこぼしていて兆候自体はあったんで、やっぱりまだまだ基礎的な部分から力不足なのは否めないのもなんですが、まぁそれよりも戸柱に全くストライクが入らなくなって四球を与えてしまったのが一番まずかった。
確かに敬遠された後は打者も燃えているだろうから慎重にいかなきゃってのは分かるとしても、あの申告敬遠の判断自体はごくごく当たり前なんで、きっちり成功させないとセットアッパーとしての定着は厳しいんじゃないかなと。
もっと言うなら、結局蝦名はサードゴロだったんで余計に勿体ないし。

・最後は三嶋に軽くひねられてゲームセット。
ともあれ、追加点を奪われたといってもまだ2点差。
まだほんの些細な流れの変化から追いつける可能性も残した中での最終回、1番からの好打順でまずは代打長野からだったものの、相手の守護神三嶋の前に三人であえなくゲームセット。
せめて誠也、できれば松山に回して欲しかったけど、あっさりしたもんでした(´Д`)。

・試合終了後は順番に退場。
そして、途中から何度も案内はあったものの、試合終了後は座席のエリアで分かれて決められたゲートで順次退場する形に。
優先順位的にはまず1階の内野指定席からで2階席は一番最後になるので、帰る時間が少々遅くなるのは留意しといた方がいいかと。

…なので、待ってる間はヒマだからそろそろ相手のヒロイン時にも場内マイク入れて聞かせてくれてもいいと思うんだけどね(´Д`)。
何かヒーローの大貫は半沢直樹の最終回楽しみとか言ってたらしいですが。

・改めて選手層の薄さを露呈したゲームだった。
かくして、今年初の観戦ゲームは2時間54分の負け戦となり、まぁ今年も何とか球場へ行けただけでヨシ!とすべきだよなと自分に言い聞かせつつ、分散退場の効果でいつもよりは幾分緩やかだけどやっぱり密は回避出来ていない帰り道を歩きながら考えていたのは、チームの育成自体が随分と停滞してしまっていたんだなと改めて感じましたかね(´Д`)。

まぁぶっちゃけ、今日は開始15分時点では「ひでぇゲームになりそうだ、まだ始まったばかりだが」って状態だったのが、何だかんだで最後まで逆転勝ちを夢見ていられたゲームだったし、そもそもの勝ち目の低さを考えればむしろ頑張った方かもしれなくて、先発の中村祐やケムナ、大盛と若手層からの収穫もあった内容でもあったんだけど、ただやっぱり選手層の薄さで上位チームとマトモに張り合うには厳しいくらいに弱体化してるなと。
打撃成績が軒並みボロボロの中で4番の誠也や5番の松山が奮闘はしていたものの、やっぱり1〜3番までの上位打線が無安打無出塁じゃイミが無いんだけど、それでも今日の三人より明らかにマシだろうって選手もあまりいないんじゃ、結構どうしようもないというか。
天谷が引退した時にTVで「僕なんかが3番打ってた時代あるんですよ、全くフザけてますよね?」って言ってたけど、気付いたらまたそんな時代の打線に戻って来てるんだなって(´Д`)。

…とまぁ、悲観ばかりしててもアレなので、良かった探しとしてはやっぱり中村祐とケムナで横浜打線相手に8回まで2失点で凌いだコトで、何より二人とも四球がゼロだったのは評価したいかなと(´ー`)。
中村祐も何だかんだで立ち上がりから逃げずに勝負はしに行っていた訳だし、だからこそ次は頑張れと言いたくなるってものだから。

あとは、大貫に悠々完封されそうだったのを7回で下して勝ちパターンの継投を出させたから、明日の勝利への犠牲にはなれた試合かなとは思うけど、はてさて(´Д`)。

次は10/18の中日戦予定です。
もしかしたらこれが今期最後になるかもしれないし、平日だけど最終戦には行きたい気もするけど、チケット次第ってことで。
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