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2019年08月22日17:07

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マツスタ観戦レポート(7/21 対ヤクルト戦)

…って事で、今年最後の平日のナイターを観戦してきました(´ー`)。
最初は殴り合いの乱打戦の様相でしたが、終盤にノーガードの殴り合いになった機能とは逆に後半からリリーフ陣が落ち着いて、最後は久々の食べたものが吐き出そうな劇場締め。
ちょっと最近は巨人戦の観戦が続いたから殺伐しすぎてたんで今回は気楽に観戦するつもりが、またとんだ修羅場な試合になったものの、やっぱそれでも勝ち試合は気分がいいです(´ー`)。

・バティスタの看板消えてた。
実は気付いたのは帰りだったんだけど、いつものカープロードに掲げられていた選手看板から、先日にドーピング検査で陽性が出て登録抹消されたバティスタが外されてました。
それだけでなくて、地元だと覚せい剤所持でも発覚した有名人の如くどんどん痕跡が撤去されてるけど、もう完全にクロっていう判断なんでしょーかね…。最終判断は来月みたいだけど。

・ラッテンメキシカーナな縁日ナイター。
なんか並べると意外と語呂がいい(´Д`)。
というのは置いておいて、幸いにも雨とは無縁だった(その代わり無茶苦茶蒸し暑い…)今日はJCBのスポンサードゲームで、かば広場ではわがまち魅発力信隊として広島市広域都市圏農水産物等地産地消推進部会(長い)も来ていたものの、やっぱりメインは夏休み恒例の縁日ナイター。
今年はメキシコがテーマらしく、メキシカンピラフやタコといったメキシコ料理の販売や、縁日のデザインもメキシコ風(だと思う…)。
今回は(というか、今回も)途中参戦だし見るだけで済ませておいたものの、実際に遊んだ人の話だとゲームの景品は豪華みたいっすね。取り逃した赤いシリーズのアクセサリーが結構高確率で貰えるんだとかで。
そして、縁日ナイターと言えばお面だけど、まぁ二日目の午後7時頃にまだ残ってるワケねーよって事で(´Д`)。
いや、もっと数用意しろよとは思うけど。

・コウネ丼とヘルメットアイス。
そんな訳で、今日の球場グルメはメキシコ飯と行きたかったものの、球場入りした時はまだ行列が長かったのでパスして、比較的空いてたコウネ丼とヤクルトの応燕カラー(グリーン)のヘルメットアイスが売られてたのでそっちも所望。
コウネは2017年の孤独のグルメの年末で広島に来たゴローちゃんが食べてた牛の前足と脇辺りの部位で、劇中だと広島人ならみんな最初に食べるソウルフード扱いになってたけど、今まで食べた記憶はないので(知らずに食べてたのはあるかもとして)、初体験としての感想は「結構固いね」かな(´Д`)。
噛み応えがあって美味い事は美味いけど、ちとお年寄りには厳しいかも。
ちなみに結構な希少部位でお値段850円と球場飯にしては控えめだったけど、やっぱりサイズはミニサイズでした(´Д`)。うん。

ヘルメットアイスの方は、オレオ(ホワイトクリームと黒クッキーのサンド)一枚の底の上にバニラのソフトクリームを乗せて、その上に砕いた黒クッキーをまぶしてある白と黒のシンプルな構成。
お値段は700円とちとお高いけど、オレオのお陰でなかなかのボリューム感でした。どうせ400円くらいが容器代なんだろうし(´Д`)。
容器の方も今まで買って来たカープの紺バージョンと並べても鮮やかな色で映えるので、いいお土産になったかなーと(勝ちゲームになったから言えてるだけとも´Д`)。

・ノムスケvs石川。
今日もいつもの午後7時前に球場入りした際には3回表が終わった辺りで2−0とリードされていたものの、とにかく今日の先発はカープは野村祐輔で、ヤクルトは現役選手としては最多となる11シーズンで二桁勝利を挙げてる39歳大ベテラン左腕の石川雅規。
今期どちらも6勝同士でエースの経験もある二人だけに好カードと呼べるかもしれないけど、ただ投手戦になるかと言われると、無傷で終わるワケないなって対決でもあって(´Д`)。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:西川(8)、菊池(4)、鈴木(9)、松山(7)、會澤(2)、サンタナ(3)、メヒア(5)、小園(6)、野村(1)。
ヤクルト:奥村(6)、青木(8)、山田(4)、バレンティン(7)、雄平(9)、村上(3)、中村(2)、大引(5)、石川(1)。

カープは、バティスタが外れて誠也が3番に。個人的にも前から試してみて欲しかったけど、こんな形で実現になるのはちょっと複雑かも(´Д`)。
あとは図らずも狙っていた4番が回って来た松山やバティスタの代わりに一軍に上がって来たサンタナがどこまでやれるかだけど、打順はメヒアと逆でいい様な。

ヤクルトは3番から6番までホームラン打者が続くなかなかの重量打線。
7番の中村も実に嫌らしいバッターだし意外性の権化みたいな8番の大引も厄介だしで、打線だけ見ると最下位を独走してるチームとは思えないんだけどね(´Д`)。

・ノムスケは先発の役割としてはまぁ論外(´Д`)。
さて、既に来てた時には初回(菊池のエラー絡み)と2回(村上にホームラン)にそれぞれ1点ずつ取られていた今日のノムスケですが、自分が見た範囲だけでもまぁ論外です(´Д`)。
まず、野村にしては制球が安定しなくて無駄なボール球を重ねてカウントを悪くしていたのもだけど、追い込んだ後の決め球も無くて一人討ち取るのにも凄く苦労していた感じで、打たれたヒットは4本で四球も申告敬遠を除けば1つだけなのに、費やした球は4回で87球とテンポ悪すぎでした。
なにより一番ダメだったのが、3回裏に誠也のツーランで同点まで追いついてくれた直後の4回表に、先頭のバレンティンの四球から始まり雄平にもヒットで続かれ、その後2アウトまで漕ぎ着けた後で大引を申告敬遠した後で、ピッチャーの石川に2点タイムリーを打たれて再び引き離されるという、せっかく掴みかけた流れをあっさり手放してチームメイトや観客の心をへし折る様な、一番やっちゃいけない展開にしたところ。

結局、4回4失点で5回表には島内に替えられ、試合後の談話でも4回表のことは言及されてたけど、先発の役割としては論外です(´Д`)。
また球の質が低下してるのかなーと思うけど、さすがにもう二軍調整する時間は無いんで次までに何とか復調してもらうしか。

・村上も勝利投手のかかった5回を投げ切れず。
一方で、ヤクルト先発の村上も毎回ランナーを出してピンチを招くという、あまり調子がいいとは言えない様子。
こちらも変化球の精度がイマイチで、初回から2回は打者6人のうち5人がボール先行で、3回からはそれを修正しようとしたのか、今度は初球に甘い変化球が入りがちになってそれを狙われるという悪循環で、5回裏に1アウトから西川、菊池、誠也に3連打を喰らって同点にされ、2アウトから翼に四球を与えて再び得点圏にランナーを置いたところで、こちらも5回を投げ切れずに降板。

…ま、先発に関しては今日はノムスケ、石川共に痛み分けって所ですかね(´Д`)。実は大好きという打撃で自ら2打点稼いでるし、どっちが上かと言われれば石川の方が高評価としても。
お陰でまた今日も乱打戦で長い夜になりそうな予感もしてきたんですが…。

・誠也は3番で4番でも変わらず。ただ4番の方がね…。
たぶん、3番で起用されたのは初めてと思われる今日の誠也ですが、今日は3回裏にツーランと5回裏に同点に追いつくタイムリー、更に7回にもヒットを放っての猛打賞。
やっぱり3番に適正合ったのかなと思う反面で、果たしてる仕事自体は4番の時と変わらないので、今更打順を弄ったところで影響はなし、と言った方がいいのかも。

なので、西川の絶好調が続く今は3番誠也の方が得点確率上がって良さげではあるんだけど、問題は代わりの4番の方(´Д`)。
今日は松山が4番起用されていたけど、今日は三打数ノーヒットで6回から野間に途中交代と散々な内容。特に5回裏で同点に追いついて1アウト1塁から凡退してる様じゃ、やっぱり4番を任せられる器とは言い難いかなと(まぁエンドランではあったんだけど)。
そもそも誠也が4番になる前から4番を目指す拘りをずっと言ってきたんだから、こういう時こそアピールしてくれなきゃ困るんだけどね、松ちゃんよ。
…ただ、松山降ろすにしても4番野間はなんだよ笑っちまうじゃないか(´Д`)。

あ、ついでに言及しとくと6番のサンタナの方も今日は全くいい所無しで途中交代。
1試合限定での活躍は見込めてもこっちもバティスタの穴埋めには程遠いかな(´Д`)。
これなら投手に枠使った方がよさげ。

・リリーフ陣が無失点で踏ん張る。
ともあれ、ノムスケが想定より早く降板し、またリリーフでノーガードの殴り合いかと思っていたものの、今日はリリーフ陣が頑張ってくれました。
まず2番手に上がった島内は、先頭の青木を三球で抑えた後で、続く山田をフルカウントから内野ゴロ、更にバレンティンもカウント3−1で相手は敬遠してくると思い込んでいたっぽい中で2球ストライクを投げ込んで三振と三人で抑えると、6回表は3番手に中村恭平が上がり、こちら制球が安定しないながらも先頭の雄平に3−0から空振り三振を奪い(最初からやれよって野次もあり)、その後も村上、中村を20球程費やしながらも結局三者三振に。

そして7回表はとうとうセットアッパーに昇格したのか菊池保が上がって、こちらは大引に追い込んだ後でヒットを打たれ、続く代打上田にバントを決められてピンチを招くも、続く代打の川端、そして青木を討ち取って何とか無失点。
ただ、何だかんだで制球は今日の投手で一番良かったし、球速も147kmとか150kmに近い球も出てたんで安定感は抜群でした。

更に8回表は結果的にこれがプロ初勝利のマウンドとなる遠藤が上がり、島内と同じく立ち上がりに変化球が決まらない中でも先頭の山田を何とか抑え、続くバレンティンは1球で仕留めて2アウトランナー無しまで漕ぎ着けたものの、続く雄平にヒットを打たれ、嫌な予感が漂ってきた中で一発を警戒した村上には3−1の絶好のカウントからジャストミートされ、悲鳴が上がるもフェンス直前で誠也が手を挙げてキャッチしてライトフライ。

本っ当にギリギリでしたが、ともかく5回から8回まで勝ちパじゃない4人の投手が無失点に抑えてくれました(´ー`)。個人的に一番評価が高いのはヤスだけど、恭平も安定しないながらやっぱ球速が速くて三振が奪えるってのは魅力かなと。
勿論、島内や遠藤も一軍一年目と考えれば立派なもんですが。

・覇気ムランで勝ち越し。
そんなこんなで4−4のまま進んだ8回裏、ヤクルトのリリーフも平井、梅野、近藤と無失点で抑えて来た中で登場したのは昨日の負け投手となったハフ。
こちらとしては、このイニングが一番のチャンスかもと思った矢先、先頭の遠藤の代打で出て来た安部が初球の高めのカットボールを叩いてライトまで飛ばすと、ヤクルトの外野手は一度手を挙げるもののボールはそのままスタンドへ入っていきなり勝ち越し。観客席もお祭り騒ぎとなりましたが、代打は初球フルスィングのセオリー通り、見事に期待に応えてくれました(´ー`)。
というか、もう明日からサード安部でいいんじゃないかと。

…ただ、残念だったのは追加点が取れなかったこと。
そこからメヒア倒れて1アウトから小園がヒットで出て小窪が送って今日猛打賞の西川に賭けたものの、あえなく内野ゴロに。
まぁ贅沢と言えば贅沢なんだけど、この1点が(見てる観客の胃に)重くのしかかることに…。

・中崎が帰ってきた。あの劇場王の中崎が。
そして1点差となって迎えた9回表、登場してきたのはひげを剃って帰って来た守護神の中崎。
さすがに場内の反応もまだ微妙ながら(´Д`)、打順は7番からと比較的気軽で、フランスワもいないこの局面だともう神に祈って任せるしかないという中、まず中崎は先頭の中村に粘られてヒットを許すと、続く大引にも初球を叩かれてあっという間にノーアウト1、2塁に(´Д`)。
更に続くのは山崎で当然送りバントを狙われるも、ここは打球が逸れかけるものの何とか3塁アウトにして1アウト1、2塁とすると、続く代打の荒木にライト前ヒットを打たれて悲鳴が上がりつつ、ここは誠也がバックホームは防いで1アウト満塁でバッターは青木。
しかも、青木に対してはボール2つが先行するという、もう目をそむけたくなる中で3球目に痛烈なライナーを打たれるものの菊池の真正面でゲッツーは取れないまでもこれで2アウト。

しかし、最後は山田と待ったなしの真っ向勝負となり、もう吐きそうになりつつもカウントは1−3に。
最早此処まで来ると演出通りなんじゃないかと思い始めた中で、5球目の低めのストレートがライトのファウルフライとなり、本当にギリギリのギリでゲームセットとなりましたとさ(´Д`)。

場内は喜びと脱力に包まれたけど、まぁ正直、運よく勝てたという他ないんですけどね(´Д`)。
何だかんだでマトモに打者を討ち取れた球は山田に放った最後のストレートだけだし。
ただ、それでも何だかんだで勝ててしまったのを分析するなら、何だかんだで状況に応じたピッチングが出来ていて要所に強いって事なんですかねぇ。
最初の頃は高く浮いてた球も青木の打席からは低めに集まっていたし、長打は徹底的に防ぐという意識はバッテリーでしっかりと持っていた結果なのかもしれないし。
…というか、個人的にも正直同点に追いつかれるのまでは覚悟してたけど、逆転まではあんまりイメージしてなかったしね。
何だかんだで抑えてしまう真の劇場型クローザー、それが中崎って感じで。

・お立ち台は遠藤と安部。
試合終了後、まず遠藤と緒方監督がベンチの前に出てきてフラッシュを浴びながらの記念撮影。
これでプロ初勝利かと気付いた人も多かったみたいだけど、とにかくおめ(´ー`)。一軍デビューの年に1勝でも出来るのはやっぱり今後の野球人生でも全然違ってくるとは思うし。

その後、お立ち台に呼ばれたのは勿論、そのプロ初勝利の遠藤と決勝点を挙げた安部。
遠藤は初お立ち台という事もあって、このまま気持ちを短い言葉で伝えて気の利いたコメントが出来る余裕も無さげだったのが初々しさ満点で微笑ましく、その分ヒロイン慣れしてる先輩の安部にはっちゃけて貰おうと期待はしたものの、こちらも覇気は封印で遠藤のプロ初勝利を喜ぶもののコメントも控えめ。
まぁ今のチーム状況や、スタメンじゃなくて今日も代打からの途中出場というのもあるから、どうしても浮かれる気にはならないんだろうけど、でも数年前までなら二位再浮上に喜んだり、まだ逆転の可能性があるなら決して諦めないという所を、今はあくまで一戦一戦としか言わない辺り、優勝を知っている者として成長もしているし寂しくもあるかなぁと(´Д`)。

・健気に戦う選手を健気に応援しよう…ってところか。
かくして、3時間33分の実時間より精神的な疲労の大きい激闘も終わり、久々に勝鯉ジュースを飲みながら速報の列に並ぶ中で振り返ると、まぁ打線が打ってリリーフが踏ん張っての大体互角の勝負が続く中で、ツキがあったのはこっちだったかなと。
8回表の村上の飛球はギリギリ届かなかったけど逆に安部のはさく越えしたり、最終回の青木のライナーが菊池の真正面だったりと、勝ち運はこちらにあったのは確かです。
おそらく、昨日の試合で何とかひっくり返せたのがまた再びいい流れを呼び寄せかけているのかもしれないけれど、ただやっぱりバティスタショックもあって、チーム全体として以前の明るさは幾分失われてた印象もありましたかね。笑ってはいるけど以前の様に心からはしゃげていないというか。

…ただ、そんな中でもチームリーダーの菊池や誠也が矢面に立って、何度勝ち越されても気持ちを切らさずにヘッスラしながらも食らい付いてゆく姿には悲壮感を通り越した健気さも感じましたが、観客も余計な事は抱え込まないで目の前のワンプレーだけに一喜一憂して声援で答えるべきなんでしょーね。

それでも一つ不満を言うなら、まだギリギリ消化試合になってない今こそ長野の最後の使い時じゃないの?とは思うんですけどね。確か8月に入って二軍の打率も上がってるはずだし、同点の局面で4番野間ってのは悪い冗談にしか見えませんわ。


次は9/15のヤクルト戦予定です。
たぶん今季最後のナイター観戦になるだろうけど、泥沼の試合になりがちなカードだけに、先発陣の奮起に期待ですわ(´Д`)。


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