2020.2.23(SUN) 20:17〜20:54
at Shimokitazawa,Artist-Rootsmusic-
w/楓和かえで、Jeremy Cox、wiwo'ole(4組中2番目)
M1.アタラシイウタ
M2.異邦人(カヴァー)
M3.金魚
M4.都会とランプ
M5.私の名前
Gt、Vo:優希
大阪と東京を拠点に活動中の
優希の、東京でのハコライブ。
この日は、お世話になってる
wiwo'oleの企画で、
昭和歌謡曲のカヴァー曲を、1曲セットリストに織り込むイベント。
前回11月もそうだったが、優希のお客さんが多数を占める会場、
父・ショウゴも上京し、さらに優希の親戚の、福島県の女の子も客席に。
1曲目『アタラシイウタ』の最中、ギターストラップと本体を結んでいる紐が、
突然切れて強制ストップ。100均で買った紐らしく、強度不足か。
ギターを落とさず済んだのが幸い。wiwo'ole・亮さんが急いで別の紐を付ける。
下北沢のArtistは、24周年だそうで、優希はお客さんに配られた
お祝いのクラッカーを鳴らす音頭取りの“任務”を拝命。
このハプニングの最中に「紐が切れて不吉ですが」お祝いを。
「プロミスリング的な事ですかね」・・・やはり、物は言い様だ。
2曲目はカヴァーで、久保田早紀の『異邦人』。
「スリーフィンガーが難しい。リハーサルであまりにも出来なかったので、
イントロを簡単にした」。ヴォーカルは合格点だが、ギターは要練習。
3曲目は『金魚』。「私の中の歌謡曲テイストな曲。
wiwo'oleが(12月の)ワンマンライブでカヴァーしてくれた」。
その後のMC「福島から親戚の女の子が観に来てくれてるんです。
下北沢に初めて来たのですけど、ショッピングとかして過ごしたんです。
1個1個に、楽しいですね。可愛いですね(とリアクションしてくれた)」。
会場のお客さんから「どの人?」との声があり、
「端っこに居る、可愛い彼女です・・・恥ずかしい思いさせちゃってごめんね。
今日新幹線で来て、私と過ごして、今日夜行バスで帰るという強行スケジュール」。
「彼女を見てると、私が東京に来だした頃を思い出す。ライブで来たのでは無くて、
親友が芸能活動をしていて、ちょっと芸能界しんどくて励ましに来て欲しいと」。
去年、優希の結婚パーティーで司会を務めていた親友・サヤカちゃんの話。
「10年前ぐらいに、新宿駅から10分ぐらいの所に住んでいて、
逢いに来てたんです。せっかく毎月来てるから、ストリートライブしようかな、
と、東京で活動を始めた。(福島の)彼女を見てて、その頃を思い出した」と、
4曲目『都会とランプ』。サヤカちゃんが住んでいたのは下北沢では無いのだが、
下北沢も新宿駅から10分の距離。そんな土地で聴く曲は、とても心に沁みた。
最後5曲目の前に告知。「あした渋谷でストリートします、
コロナ(ウイルス)が怖いけど。そして4/5に
8年ぶりの東京ワンマンライブやります(会場拍手)」。
「あと1月にあたらしいCDが出ました。あと卓上カレンダーを作ったけど、
全然売れなくて、2月になったので100円引きにしてます(会場笑)。
3月になったらまた100円引き、どのタイミングで買うかは皆さん次第」。
「去年結婚しまして、結婚式でお手紙の代わりに唄った曲を唄わせて貰います。
我が家はいろいろ大変なことがあったけど、なんとか私も無事結婚できて、
感謝の気持ちを歌にした曲です。結婚パーティーに来てくれた人が
ここにも勢揃いしている、その日を思い出して唄います」と『私の名前』。
父・ショウゴ氏はどんな気持ちで聴いただろう。
冒頭で、前述の通り紐が切れるハプニングもあり、持ち時間を超過していたが、
いろいろな思いが、かえって凝縮されたステージに。
私事だが、前回11月は都合で中座したのだが、今回は最後まで観ることが出来て、
優希オススメのwiwo'oleさんの世界も堪能でき、佳きイベントであった。
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