「クセが強すぎる」キンチョウのCM、50年にわたり受け継がれる“面白さ”の遺伝子
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最近はスイカを食べるのが減った。
昔はエアコンがあまり普及していなかったから、冷やしたスイカは格別だったが、エアコンのきいた部屋では、ただの水っぽい果物。
だから、前に暑い日にエアコンを使わず、キンキンに冷やしたスイカを食べてみた。
おいしかったが、何かが物足りない。
昔はあんなにスイカが出ると喜んだのに、その思い出がかすれてしまっている・・・
「なにかが足りない・・・・」
そんな思いを数年繰り返した。
ふと、夏のある日に草刈りの作業。
虫除けスプレーを使う前に、少しでも虫をよけておこうと、蚊取り線香をまえもって焚いておこうと思った。
それで蚊取り線香を買ってきて、火をつけた・・・。
懐かしい蚊取り線香の香り。
夏の香りとなって蘇る・・・・
「これだ!!!」
近くのスーパーにカットされたスイカを買いに行った。
蚊取り線香の香りの中で食べてみた!
「コレコレコレコレ!」
懐かしい思い出がリアルに感覚と合わせて蘇ってきた!
思い出は身体中が感覚を覚えているのだ!
香りと味、2つの記憶がリンクすると、それはかなりリアルに蘇る。
ふと、昔の身体の感覚が蘇って懐かしい重いになるこみとがあるが、卒業アルバムとか見る時に、その当時流行った曲をかけると、その時の「感情」までもがリアルに蘇ることがある。
歩いていて、懐かしい感覚に包まれるのは香りと風だったりすることも・・
温度と風と季節による風の薫りで懐かしい感覚が蘇ることもある。
湿度のある涼しい風は遠足で山で浴びた風を思いおこさせたり・・・
メッコールという缶入りドリンクがある。
統一教会関連らしいが、これは飲んだ時、懐かしさを感じた。
私達の子供の頃は遠足での水筒の中身は水か、砂糖入りの麦茶。
砂糖入りの麦茶はすこしリッチなものだった。
麦茶の甘い香りは、その当時の、少し甘い麦茶の味を思い出させてくれる。
メッコールはその味に炭酸が加わった感じ。キンキンに冷やすと、懐かしさと相まって特別な飲み物になる。
だから、ふと懐かしさに触れた時、飲みたくなってしまい、バイクでわざわざ40分掛けて買いに行ったり・・(売られている場所が少ないので、マニアがHPをつくり販売している自販機の場所を示しているページもある。検索すると出てくるよ。)
蚊取り線香・・・
それが次の世代には加熱マット式のベープマットが流行り、
そしてキンチョーリキッドなどの加熱リキッドタイプになり、、、、
蚊取り線香の香りに出会う機会は減ったが、スイカに懐かしい思い出がある人は、ゼヒ、蚊取り線香を焚いて、その香りが軽く届く中でスイカを食べてみてほしい。
思い出は身体の感覚2つ以上が合わさると、感情までもがリアルに蘇ってくる。
思い出のタイムトリップできますよ。
他に、遠くに見える打ち上げ花火の時に、蚊取り線香の香りがあるとまた情緒が増したり・・・・
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