最近の自動車整備士の資質の低下
前回と今年は忙しいので1日車検の出来るオートバックスで車検した。
前回はファンベルト3本交換した。
オルタネーター、パワステ、エアコンだ。
そのうちパワステのは薄型ベルト。ミゾが数本あるやつね。
で、その後、しばらく走行してテンション(張り)の調整をしてらったら、その帰りに駐車場を出る前にキュルキュルと異音が。
原因はそのパワステの薄型ベルトのはりすぎでパワステポンプのベアリングが逝ってしまった。
普通のVベルトは強めに張ってもプーリーにめりこんでくれるが薄型はあまりめりこまないので、そのままベアリングや軸に負担がかかってしまう。
パワステのベルトを他のオルタネーターやエアコンのVベルトと同じように伸びることを前提に強めにやってしまったらしい。
もちろん交換させた。
で、今度は今日やってきたのだが、「ライトの光軸がかなり低かった」と。
でかえりにそのままいろいろ買い物して夜になった。履帯駐車場でそうこうしてると、ライトが下を照らしていない。カベばかり。
そして道路に出ると雨で濡れた路面の車線がまるっきり見えない。
前の1BOXの後ろに付くと、ライトの光はやや↑を照射していて路面を照らしていない。
それで閉店間際になったがまたオートバックスへ言って、おかしいというと、ドクへいれてチェックしてくれ、私は呼ばれた。
4灯タイプなのだが、説明では上向きで調整するのが基本だと。それでいてライトの外側の光を遮蔽して内側のライトで合わせている。
おかしいので整備士に言った。
「上向きでみるなら上向きになった外側のライトでみるべきでは?」と。
すると整備士は、「上向きにすると内側が点灯するから内側が上向き側だ」と。
オイオイオイオイ。4灯で外側がH4球だぞ。H4は下向きと上向きがついてるだろーが!!
4灯タイプは外側が下向きと上向きに切り替わって、上向きにしたとき、手前が照らされなくなるので内側にある下向き用が同時に点灯するようになってるんだよ。
バスの4灯も117クーペもハコスカもケンメリもレパードTR-X(レパードの4灯仕様)も、外側が切り替わるようになってるんだよ。
この整備士は切り替わった上向きの外側のライトを遮蔽して、下向きの内側で光軸調整してやがった。
これじゃ上向きにしたらとんでもなく上を照らしてしまう・・・
整備士に、「ほら見てみな。今上向きと下向き切り替えるから。外側のH4が切り替わるのがわかるでしょ」と説明。その整備士も「確かにH4は上向きと下向きに切り替わる電球ですね」とやっと納得して調整しなおしてくれた。
ってコトはいままでこの整備士は4灯タイプの光軸の調整を間違ってて、適性だったライトの光軸を間違えてズレて調整してOK
してたってコトになるよな・・・
やっぱ、車検は専門的にずっとやってた整備工場が安心できるよねぇ。
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