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2020年01月15日01:22

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1000円カットの登場で・・

美容業の倒産が急増 背景に1000円カットの台頭や経営者の高齢化
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5934966

1000円カットの登場で、調髪で4200円とかする理容室へ行く人はけっこう減ったようだ。
美容師の方は顔剃りはできないが、まあ、カットさえしてもらえればそれでいいという人には1000円カットがいいよね。

しかし、一人当たり30分かかると1時間で最大2000円。
設備投資さえしてしまえば、あとは技術料だけだからギリギリなんとかやっていけそうな金額ではあるけど・・

だからパートさんの美容師さんも多い。
しかし、1日の日勤としてやるとなると客が安定して来ないと主収入とするには不安な部分が多いように見える。

また美容師さんは30年くらい前にはけっこう希望者が多く、つまり有資格者が有り余っている。

その理由に美容師の学校は専門学校に区分されるのだろうが、高卒でなくても、学校長が「高卒と同等の学力がある」と認めれば入学できたそうなので、高校中退者が学歴補完のために通った人も多いようだ。

そういうのもあって、美容師さんはかなり増えすぎた。

そうなると、人材は過剰にあるので低価格競争になるのは当然。
そうすると、店舗家賃の高いところではかなり不利となる。
かといって、店舗家賃が低いところでは人通りも少なく、空き時間が多く成り、経営破綻する。

もともと個人てやっていたところは、価格競争では負けるため、価格を下げると赤字になる。
今はパートさんが多い業界だから、世帯の収入源としてメインにするにはきびしい。

結局、個人で開いていたオーナーが経営難で店を閉め、大手チェーン店にパートの時給でやとってもらう状態も出て来た。

今回、消費税も上がり、消費者側は、ますます「安さ」にシビアになる。
だから今年も多くの理容室・美容室が消えていくことになるだろうね。

今までオーナーだった人が、店を閉めてチェーン店に働かせてもらうことになったとき、前に自分のところで使っていたバイトがチェーン店で先輩になってしまうという状況も発生しているだろうね。

こういう図式は今までいろんな業種であったこと。
電気屋さんも、大手家電販売店の登場で、エアコンの取り付け工事を下請けとして流してもらう立場になっていたり、クリーニング屋もチェーン店の登場で価格競争に負けて店じまいしたり、
ミスタードーナッツもセブンイレブンがドーナツ売り出して、一気に店舗数減らしたし・・
レコード屋、CDショップもデジタル配信サービスのおかけで店じまいしたところも多い。
個人商店は多くがコンビニチェーンに加入していったし・・・
たばこ屋さんも、タバコの値上げで喫煙者が減り、やめたところも多いし・・
ガソリンスタンドもセルフの方が10円くらい安いので、多くがセルフに・・
つまり従業員という雇用が減った。



そのうち・・ディスカウント・コンビニが出て来て、今までのコンビニが一気に淘汰されてしまうことになるかも・・・

今はオリンピック直前。オリンピック景気でこの程度なんだから、オリンピックが終わった後の景気はかなりヒサンなことになるだろうね。

勤め先が急に業務停止するかもしれないよ。
とりあえず、どの仕事も先は読めないから、オリンピックが終わるまでに3ヶ月分の給料の額くらいは、非常時の生活費として確保しておきたいところ。
場合によっては転職が必要になる人も出て7くるだろうから、その間をしのぐために最低でも3ヶ月分の給料額を非常用生活費として確保しておかないと、転職で不利になる。
時間的にスグに収入が必要な状態だと、けっこう悪条件なものになってしまい、あとあと苦労する。生活費に余裕が無いと面接時にもアセリが出てしまう。相手はそういう状況を読み取るのは慣れている。だから、「コイツは、もうスグに仕事に就けないとパンクするから悪条件でも契約するだろう。」と足下をみられてしまうことになる。

人は余裕がなくなると、あとは貧乏くじを引いてばかりの人生になってしまう。

消費税が上がって、余裕をつくるのはキビシイだろうけど、オリンピックが終わったらもっと条件が悪化するのを見越して、今はムリしてでも、少しでも余裕を増やしておくようにしないと・・
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