廃墟

　昨日の続き・・・っていうか、当分続くよ？
　需要が無くても、続けるんだからね。

　会下山遺跡から、一駅ぐらいの位置に別のスポットを見つけたので、折角なので歩いてみる。
　広場なんだけど、近くの神社から山道を抜けていけるらしい。
　・・・でも、実際地図を見ると、道はない。
　道はないけど、何もない山の中にトイレがあったりするので、道なき道はあるんだろう。
　「だろう」。
　行ってみて、無かった時のダメージがでかいので、神社を見送り、確実に行けるルートで広場へ向かう。

　保久良夢ひろば。
　廃墟好きな人は多い。
　しかし、ほとんどの廃墟は入ると不法侵入の犯罪になる。
　ここは、いってみれば入っていい廃墟であり、広場。
　いまネットで調べても、はっきり分かり易く書かれたサイトが見つからなかったんだけど・・・。
　阪神大震災で倒壊した邸宅跡地を開放して憩いの広場にしたのがここらしい。
　なんてことのない広場ではあるが、探すと邸宅だった名残がちらほら見える。
　梅林経由で、やっぱり神社へ抜けれたようだ。
　旅先でのとっさの判断として、間違ってはいなかったけれど、無駄足覚悟で行っていてもよかったかな。
　予定より時間は押していたけど、ずらしても問題なかったしなぁ。

　岡本駅から、そのまま三宮へ。
　チェックインまで時間はあるけど、観光めぐる時間は無い（事もないが大変）。
　・・・ということで、時間調節に考えていた神戸空港へ赴く。
　航空へ行くための電車は駅メモの路線制覇的になかなか乗りにくく、こういう丁度いい空き時間が一番いい。
　それだけの理由で、空港までとそこからぐるっと展開する公園ルートまでをも制覇。
　・・・すると、丁度チェックイン時間になる。
　15時ホテルに入り、荷物を置いてすぐに出る。

　兵庫大仏の拝観時間が、観光サイトだと17時までで、お寺のサイトだと16時までとなっている。
　念のため16時で閉まるとなると、すぐ行かねば間に合わない。
　電車だと厳しいので、駅からタクシーで大仏へ。

　奈良・鎌倉・・・高岡・岐阜・・・兵庫。
　日本三大仏の五つ目をゲットだぜ！
　奈良鎌倉は鉄板として、三つ目は「高岡」「岐阜」がお互い三つつ目はうちだと言い張ってられる。
　そして兵庫大仏は、戦前の三大仏の一つとして挙げられていたものらしい。
　戦争中に一度金属類回収令で解体されてしまい、平成になって再建された。
　なのでこの大仏そのものは時代が浅く、一般的には現在三大大仏に含まれていないが、戦前の三大大仏の評価が撤回されたわけでもなく、ここはここで今も三大大仏を名乗っていて、現在五つの三大大仏があるわけである。
　探せばもっとあるかもしれないけど。

　大仏の傍らにある石仏も趣があったので思わず撮影。

　旅日記ダイジェストは、まだまだ続く。