如月旅行2018は、秋田でした。
たいした理由は無いのです。
「駅メモ」のイベントで、『横手』があったから秋田にしてみただけ。
何かの映像の聖地巡礼タイアップらしい。
今までも、観てない映画のロケ地を巡ったことがあったけれど、今回は元ネタがなんだかわからないままのロケ地巡りの旅。
そんな滅茶苦茶差が面白いと思い、敢えて元ネタを調べないまま旅に出た。
多分、旅行記は数年後になりそうなのでダイジェスト。
新幹線で北上へ。
北上から、横手へ端から端までの旅。
最近ブームのとある企画で、途中下車を試みてみる。
知らない駅で、見所を探す旅という企画をここ数年好んで行っているのね(まだ動画を完成させたことはないけれど)。
・・・
失敗した。
わたし、現地で見所を探す時は、案内板とか表示とかを探すんだけど、その、何もかもが雪の中。
見渡す限り雪しかない。
辛うじて、ソバ屋があったので食事をして、そこは駅に温泉施設があったので温泉に浸かりお茶を濁した。
・・・が。
この北上線。
途中下車の旅に全く持って適さない路線で。
一旦降りると、次に来る電車が2時間以上あと。
それでも、普段の旅なら、その二時間で面白スポットを見つけてみせる自信もなくもないけれど、ここでは雪しか見つけられない方の自信野が強い。
結局滞在時間の大半を温泉施設の休憩室で本を読んで過ごす。
・・・
そして、横手の焼きソバ屋のおばちゃんの話によると、「止まらなくてよかったね」と。
大雪が降るとすぐ止まるのよ・・・とのこと。
二日目も大した準備もなく、秋田市を散歩するも。
スマホが壊れ大ピンチ。
地図も分からなければ、宿の電話番号も分からない。
散歩も早々に切り上げて、バスで宿へ向かう。
そして、夜発熱。
悪寒が走り、全身ガタガタ震えが止まらない。
基本頭痛持ちなので、薬を常に持ち歩いているので、何とか体調も持ち直し、迷いつつ駅へ向かう。
駅で迷うつもりが、駅に着いたらちょうど目的地行きの列車が出発するようなので、飛び乗る。
結局来てしまった男鹿。
男鹿駅からバスでとある名所へ。
観光協会で降りるバス停を聞いていたんだけど…。
アナウンス「つぎはホカケジマ・・・」
ホカケジマ・・・あ、ここだ・・・と、座席近くの「とまります」を押すもブザーが鳴らない。
連打してもならないので、諦めていっこ前の席のブザーを鳴らした瞬間に、次の停留所のアナウンスが流れ、結局目的のバス停で降りられず、病み上がりの体でバス停を一個分戻る。
まぁ地方のバスの場合くあるんだけど、次のバスは数時間後。
これまた普段なら、足でネタを探すところだけど、体調も悪いし、横手ほど雪に埋もれてはいないけれど、何かが見つかる気がしない。
バスの待合室で数時間読書。
普段の旅の半分も巡れてない旅ではあるが。
ただ、冬の雪国という特殊な環境は、何もなくても存在そのものが面白い。
道の殆どが白いんだよ。
氷の下に道がある。
でも、関東の氷と違ってあまり滑らないんだ。
寒すぎるからかな。
だから、巡った場所が少ないわりに、充実はしていた旅ではあった。
体調壊して、ホテルで寝ていた時間も含めて、思い出深い旅になった。
そして、こんなこともあろうかと、積んでいた本たちを10冊以上も持って行って、8冊読んだのもある意味快挙。
いつもは3冊ぐらいしか読めずそのまま持ち帰るんだけどね。
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