三十四丁目の奇蹟
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MIRACLE ON 34TH STREET
★★★★☆
2015年12月某日 鑑賞
DVD
1947 アメリカ
セントラル
100
監督
ジョージ・シートン
脚本
ジョージ・シートン
キャスト
エドマンド・グウェン ナタリー・ウッド ジョン・ペイン
映倫
おっぱい
なし。
ゲーム
まだない。
【散田】
「猿山村法廷映画祭り」inサンタクロース。
サンタクロースは存在するか否か。
実は難しい問題である。
リーガル・ハイの古美門研介も幼少の頃、サンタ論争で父親に敗北している。
いもしないものの存在証明をでっち上げることはできる。
いるかいないかわからないものが存在しないことを証明するのは難しい。
この広い地球上に、いや、宇宙のどこかに、サンタクロースが一人ぐらい実在するかもしれない可能性を否定できるだろうか。
そして、一人存在していたら、30人ぐらい隠れているかもしれない。
サンタクロースとは、そういったものなのだろう。
・・・ということで、サンタクロースの存在を法廷で争う映画。
1947年の映画であり、ナンセンスコメディではない。
芯の通った法廷映画である。
ネタバレは嫌なので、乱暴に粗筋を述べると…。
自称サンタクロースの爺さんが、問題を起こして裁判になって、サンタクロースの存在を証明しなくちゃならなくなった話。
実在のデパートや、政治的駆け引き。
クリスマス商戦の経済効果など、いろいろな要素が入り込む。
色々な要素が入り込むなんて書くと、堅苦しい理屈先行の印象を受けるかもしれないが…。
ハートウォーミングなまさに「奇跡」の映画。
サンタクロースの存在を争うハートウォーミングな映画なのに、ファンタジーに逃げていないのも好感。
・・・でも、ひょっとしたら、ファンタジーかもしれないという余韻も感じさせる「奇跡」。
実在するデパートが登場し、サンタクロースの別名クリス・クリングル、サンタのトナカイは個別に名前があり位置も決まっていたり、サンタのステッキなど、アメリカの常識があるともっともっと楽しめる感じらしい。
まぁそんな知識が無くても楽しめはするんだけどね。
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