今朝起きたら小雪が舞っていた。気温は氷点下ではなかったが、しばらく暖かい日が続いたので、ひとしお寒さが身に沁みた。
こんな日は逆に春の訪れを感じてしまう。暦が明らかに春だから、寒さがむしろ異質なストレンジャーに感じてしまい、それが逆に春の確かさを実感させるのだ。
こういう感覚はおかしいだろうか。
今日も日本のCOVID19の感染者数は最高を更新した。終息の気配は微塵も見せていないのだが、そんな報道を聞きながらふと、春の訪れを予感した。
欧米のような急速な感染拡大のカーブを描くことなく、オーストラリアのように終息カーブを描き出す、潮目のような気がしたのだ。
むろん何の根拠もない。
でも、伝染病というやつはいつも、大した根拠もなく拡大を止める。決して人類を征服したりはしない。寄生生物(生物かどうかはさておいて)は決して宿主を駆逐することはしない。
というか、できないようにプログラムされているのだろう。SARSもMARSも鳥インフルも、これといった対策の決定打なくなぜか終息していったようだ。
そういうことから、何の対策もせずともいつか引き潮になるのは決まっているような気がする。
何か、今朝の寒さで、それが今日のような気がした。
この日記を半年後に読み返してみよう。
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