mixiユーザー(id:809109)

2022年01月25日07:03

79 view

1月の国立歌舞伎は、いつに変わらず華やかである。

フォト

   素心臘梅(そしんろうばい)




『南総里見八犬伝』。1月の国立歌舞伎。

尾上菊五郎である。

月曜日だというのに、昔の国立を彷彿とさせる賑わい。

結局、国立歌舞伎を支えていたのは、

   市川團十郎
   中村吉右衛門

そして、

   先代 松本幸四郎
   尾上菊五郎

という四本柱だったのだ。

12月の歌舞伎が廃止になったのも、柱が脆弱になってしまったからだ。

落語でいえば、

 柳家小さん、古今亭志ん朝、柳家小三治、桂米朝

にあたる。

あまり世間は気づいていないし、マスコミも触れようとしないが、根本的原因は、市川團十郎=市川海老蔵 親子の仲違いではないか、と思う。

團十郎が白血病で入院のあいだ、海老蔵は一度も見舞いに行っていないし、彼は一度も国立に出たことがない。

マスコミが海老蔵ばかりを持ち上げたところで、明日の歌舞伎界の何の助けにもならない。国立劇場というのは、若い大部屋役者を育てる教育機関でもある。

マスコミというのは得てしてそういう無責任なものである。文化の焼き畑だよね。



フォト



フォト




3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年01月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031