ボクが日記をつけ始めたのは高校1年生のころでした。
どういう動機でスタートしたのか、よく覚えていませんが、それはつい最近まで続いていました。
途中で、ほんの少し空白があった時期もありますが、ほぼ続けて書いています。
2019年に妻が亡くなってから数か月経ったころ、「もういいかな」との思いもあり、ノートへの書き込みはストップしています。
それはmixi日記を書いていることも、多分に影響しています。
両方書くのはしんどいお年ごろですからね。
ボクにとって、この日記はとても重要な位置を占めています。
コミュニティの「アルファード」や「サリーの店のっぽ」は、この日記があったからこそ書けた内容になっています。
どういうわけか、最近になってぐーちゃんも、やたらと昔のことを聞いてくるのですが、「ボクはねえ、忙しいんだよ」といいつつも、日記を読み直して、教えてあげています。
この年になると、記憶なんてまるであてになりませんからね。
つい最近も、ひなたクンのママに「生まれたころの日記」という題名のメールを数通送ってあげました。
これは、ひなたクンのママが生まれた時のドキュメントを書いたものです。
多少は聞いたかも知れませんが、今回のようにリアルなエピソードは、なかなか目にする機会はないと思います。
興味しんしんで読んでくれたようでした。
「もうしばらくしたら処分しようと思ってる」と話したら、それを聞いていたひなたクンが言いました。
「思い出はすてちゃダメだよ。いらないなら、ひーちゃんがもらう！」
というわけで日記はいずれ、ひなたクンとママのところに行くことになりました。
どうやらこれで、ボクの宝物はその存在を消さずにすみそうです。
めでたしめでたし！
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