通勤電車の中は、ボクの絶好の読書タイムとなっているのですが、今は原田マハの「生きるぼくら」を読んでいます。
だんだんと認知症が進んできたマーサばあちゃんを、ふたりの孫がお互いに助けあいながら面倒を見ています。
ばあちゃんがやり残した仕事（昔ながらのやり方の小さな田んぼ）を受けついで、まわりにいる人たちと織りなす風景や、わからないことにも一生懸命いどんで生きてゆくストーリーが心地よいのです。
ボクもひなたクンの成長を見守りながら、このところ今まで以上に生きるということ意識するようになっています。
いつもいつも元気いっぱいというわけにはいきません。
日によっては、へこむときもあります。
つらい日もあれば、時として弱気な自分を励ましながら、なんとか立ち直る日もあったりします。
生きる力って、とても大切だと思います。
生きるということは、ホントに奥が深いんだなぁと思います。
以前、つぶやきでも紹介しましたが、毎朝、渋谷駅の地下連絡通路で見る「今日も元気でいってらっしゃい」にも、日々元気をもらっています。
このタテ看も12月になったら、別なものに変わってしまうのかもしれません。
せめて今年いっぱいは、このままでいてほしいなぁ。
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