報道の自由はかねてから大幅に制約されてきました。
権力機関からのものと新聞社・テレビ局・通信社内の忖度によるものとがあります。
私も多くの現役の記者と会って話を聞き、また取材を受けて記者魂がある優秀だと思った人が急に外されたりして実感しています。
報道をみてお感じになられていると思いますが、制約はコロナ禍で一層進みました。
ことは直接私たちの生命や健康に関わります。見逃せません。
危機的状況だから同じ方向をみましょう。という類のことをアナウンサーが平然と言っています。
以下は遅れましたが、日本マスコミ文化情報労組会議が記者214人のアンケート結果を公表したものです。
記者たちの悲鳴ともいえる声が溢れています。
http://www.union-net.or.jp/mic/pdf/2020_04_21PressRelease
報道関係者への「報道の危機」アンケート.pdf
一部抜粋です。
� 淵劵蹈�註 女性記者はNHK岩田明子氏だと思います）。
報道番組のディレクターですが、理事や報道局長からの介入が酷い。報道局長とその部下の女性記者 に官邸からホットラインがあり、政府、安倍総理の広報原稿を読むだけになっている。日曜討論に与党し か出ない、総理会見の質問を打ち切り、女性記者が総理の代弁をする。全てホットラインのせいであり、 部長や編集長級は転勤をちらつかされて言いなりです。（放送局社員）
�∪�権をはじめ、政治家、ひいては局内で権力を持つ者に対する忖度の連鎖で、報道機関としての役割 や信頼を自ら損なう振る舞いが常態化している。幹部達は現場が取材した映像や証言をお蔵入りにして でも、政権を刺激しないことを優先。政権に不利な内容や対立する意見は必ず「バランスを取る」と称して 政権側の反論を加えて放送する。政権の言い分は吟味せず垂れ流すので偽りの不偏不党であり、視聴 者には見抜かれているのに改めようとしない。（放送局社員）
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