大作目白押しの中、小スクリーンのためか平日昼間ほぼ満席。
ジェニファー・ロペスによる、Jローのための映画。とにかく凄かった。
ストーリーとしては、なかなか面白かったけど、
今公開しているNYものなら
「マザーレス・ブルックリン」の方が私は好き。
どん底に喘ぐアジア系のストリッパー、ドロシーは、
ラモーナ(Jロペス)に一から仕込まれてのし上がっていく。
折しもリーマンショックでクラブの客が減り、
稼ぎが少なくなってきた中、
ラモーナらは企みを・・・
華やかで露出度高い衣装を身につけた踊り子達が
鼻の下を伸ばしている男達をたぶらかしていく様は
もっとスカッとするかと思われたのだが、そうでもなかった。
ただし音楽が興味深い。
二種に分けられるのだが、一つはいかにも、というようなポップな音楽、
だが、もう一方はピアノ独奏のクラシック系。
時おりピアノが流れてくるのが、かなり意味深と思えた。
一言でまとめると競争社会のニューヨークで、必死に生きる女達の
挫折と成功の友情もの。
ブランドものショッピングのシーンは、ちょっとしたおまけ。
とにかくジェニファーロペス!
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