コロナが及ぼす不動産市況

末端労働者、臨時工のコロナ不況は明確だ。中小企業の閉鎖もバタバタ始まっている。上場企業とて売り上げが５割以下続出。旅行、ホテル関係は目も当てられない。
なんせ外に出るなが大きなテーマだ。
これだけ環境が悪くなれば株、不動産暴落が昔からのセオリーだった。ところが株式市況は二月水準で高止まり。下がれば押し目買いの力強さはどうだ。レナウンのように上場廃止になるならばいざ知らず、新聞株価欄企業は安泰である。経済実態と株価の乖離に戸惑うばかり。日銀、年金原資からの強引な買い、デイトレーニングで説明つかない。ニューヨーク市況も同様。
私は、自分の理解ができないことには顔を突っ込んだりしない。そう、様子眺めを決め込んでいる。
不動産市況はどうかこれまた興味深い。懇意にしてる不動産鑑定士は、コロナで即五パーセント評価下げたという。年末にかけ１０パーセントダウンさせるとも。多方面から観察すれば、売り物件多寡、買主、銀行ローンの三つに注目してる。
1.売り物件で一つだけ関心あるのは不動産競売物件だ。東京地裁がゼロ。コロナで競売を完全にストップしてる。八月半ば過ぎから出すと不動産執行はゆうている。玉は潤沢に出てくると推測するが、要注目。一般市況では業者がコロナ不況値下げと名打った宣伝も見かけるも大したことなし。投資物件が僅かながら増加して、金利高くなりそう。
2.買主はどうか。東京こそ買い需要が根強いけど地方は様子眺め。それも安い新築物件あらば買おうと実需はある。
３.銀行融資についてはコロナ融資に金が回り、不動産投資にはややきつめと話を業者から聞く。少なくともバブル崩壊どきの貸し剥がしはない。住宅ローンは出しても投資資金には厳しくだろう。
これからの不動産市況に大いに関心のある者より。

コロナで解雇「ゴミもあさって食べた」　困窮の果てに
(朝日新聞デジタル - 06月29日 12:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6137996