世界最高の演説者はスターリンだ

私の中では、古今東西の歴史からスターリンがラジオを通じて行った国民への演説が最高なものと評価している。
残念ながら知る人はほとんどいない。
第一次世界大戦後、ロシア帝国はレーニン率いる共産党の武力革命で倒された。政権把握のため国内の静粛は血の嵐を呼んだ。ニコライ2世家族の銃殺まで。
貧しい靴職人の子供であったスターリンは、内部統制のためトラッキーを亡命先のメキシコにまで暗殺した。ソ連国内も、地域の重鎮容赦無く抹殺し、武器弾薬も没収したのだ。
その結果、独ソ不可侵条約を結んでいたがナチスドイツによる電撃作戦で快進撃を許した。既に内部的に弱体化していた。塀の内部が腐り切ってた。
このままではモスクワ陥落も容易に予測がついた。
そのときにスターリンがラジオを通じて全ソ連人民に訴えかけた。
まず、重厚なロシア民謡が流された。ステンカラージの舟歌である。次いでスターリンはソ連の母親に訴えた。
「今、ナチスにより母なる大地は犯されている。倒されるのは時間の問題となった。どうか貴女が愛して育てた息子さんを祖国のため下さい。それしか救う方法はない。」と。ソ連の母親らは息子の命を故国に捧げたのだ。ボルシュビキのことは一言も話さず。
ソ連はドイツに戦勝したが参戦国で一番多い二千万人が死んだ。


■トランプ氏、WHOは「中国寄り」非難　拠出金停止検討
(朝日新聞デジタル - 04月08日 11:43)
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