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2019年07月20日07:40

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名著「危機管理」

もう四十年前になるがこの本には人生観を変えるほど影響をもらった。
あさま山荘突入警察の司令官佐々氏が書いたもの。大東亜戦争時代に小学生であった著者がこんな実例を言っている。
担任の先生が「空襲が激しくなりみんな散り散りになる。戦争が終われば、その年の子供の日に西郷さん銅像で会おう。」と。生徒はしっかり心に留め、昭和21年5月5日、上野公園に集まったのだ。
戦争を体験した人は違うと感心したものだ。
少しでも油断すれば命がなくなる時代。
また昭和三十年代半ばのNHK事件記者を思い起こす。普段は将棋さしたり駄弁る新聞記者が一度事故事件が起きると現場に猪突猛進するのだ。行動には綿密な裏付けがある。
私自身、仕事でもトラブル担当者でほとんどを過ごした。
常に危険が頭にあった特殊な立場だ。
アニメ会社社長の危機管理の低さに愕然とした。憎むべきは極悪放火殺人犯である。しかし屋上階段で二十名もの人達が折り重なり死亡には激しい怒りがわく。あぁこの社長は全く何にも考えていなかったのだなぁと。
今の世の中、安全を考えている経営者がどれだけいるのか。目立たないこと。建物をぐるぐると回り点検して常にチェックだ。
自分は普段乗る自動車ポケットにハンマーと手斧を入れている。いざの時、脱出用だ。
街、電車内でいつナイフでぶすり刺してくるかわからない時代である。
相手は殺しにきている。それでも防ぎ気持ちがあれば最少限度の被害にとどめることできよう。
京アニ火災 事件前日に下見か
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5713517
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