令和2(2020)年を予想するアンケート

日本記者クラブは毎年1月､新年の賀詞交歓会の余興として
1年を予想するアンケートを行っている｡
今年も問題が公表された｡早速挑戦していきたい｡

◆政治の部
(1)12月31日現在のわが国の首相は誰か
毎年悩ましい質問から始まる｡
案外今年は首相が交代する年かもしれない｡
そんな中で私が予想するのは岸田文雄元外相である｡
何だかんだ言って､安倍晋三首相は
岸田氏に禅譲するのではないだろうか｡
菅義偉官房長官は｢ミスター大番頭｣なので､
官房長官か幹事長が適任だろう｡

(2)年内に衆議院が解散されるか
今年に限っては解散はされないと思う｡
そもそも東京オリンピック･パラリンピックがあるのに､
解散･総選挙を行うタイミングがあるのだろうか｡
もしかしたら任期満了まで総選挙は行われないかもしれない｡

◆経済の部
(3)年内に日経平均株価の終値が2万7千円以上になる日が来るか
さすがにそれはないだろう｡
日本の株価が上がる要素なんてどこにもないからだ｡
下手をすればその半値の13,500円割れすらあるかもしれない｡
夢物語の株価を設定する理由が謎だ｡

◆国際の部
(4)アメリカ大統領選挙でドナルド･トランプ氏が再選されるか
間違いなくされると思う｡
アメリカの景気が上向いている以上､
トランプ氏を落とす要素がどこにも見当たらない｡
前回は総得票数が対立候補を下回ったが､
今回は圧勝する可能性もあるだろう｡

(5)年内に日朝の首脳が会うか
どこかでならば会うだろう｡
特に今年は東京オリンピック･パラリンピックの年である｡
顔を見た両者が東京のどこかで会う､
そんなことは十分にあり得るだろう｡

◆文化の部
(6)将棋の羽生善治九段が通算100個目のタイトルを獲得するか
残念ながらしないだろう｡
それどころか､挑戦者決定戦にも進出できないだろう｡
平成のほとんどをタイトルホルダーで過ごしていたが､
令和になってからは､今の地位を維持することに必死である｡
よって､タイトルの獲得はあり得ない｡

(7)年内に｢はやぶさ2｣が持ち帰るカプセルが地球に届くか
計算が上手くいけばの話だが､届くだろう｡
地球からはるか遠くに離れた小惑星｢リュウグウ｣から
途方もない旅を経て､無事に地球に届くだろう｡
そして､さらなる研究が進むと思われる｡

◆スポーツの部
(8) 東京五輪で日本選手団の金メダル数と
メダル総数がいずれも過去最多記録を更新するか
※これまでの記録は金メダル16(1964年の東京と2004年のアテネ）､
メダル総数41(2016年のリオデジャネイロ)
両方とも更新すると思う｡
ただし､金メダルは20個前後がいいところだろう｡
また､総数も50個いけば万々歳と言わなければならない｡
確かに競技数が増えて､金メダルを取れるチャンスは広がった｡
ただし､裏を返せば誰にでもチャンスがあるわけだから､
相当努力しないと､メダルには届かないだろう｡

(9)東京オリンピック開会式の瞬間最高視聴率が70%を超えるか
※｢ラグビーワールドカップ2019日本大会｣の瞬間最高視聴率は53.7%(関東地区)｡
予選プールAで日本代表が決勝トーナメント進出を決めたスコットランド戦で記録した｡
それはさすがにありえない｡
昔と違い､今や100チャンネル時代である｡
中にはアンチオリンピックの人もいるわけだから､
せいぜい50%を超えれば上々だろう｡

(10)日本人(男女問わず)ゴルファーが海外メジャータイトルを獲得するか
さすがに今年はしないだろう｡
昨年の渋野日向子選手の全英女子オープン制覇は衝撃だった｡
それまで｢渋野日向子って誰?｣だったのが､
一気に国民の誰もが知るゴルファーになったのだから｡
しかし､それは昨年だけの話である｡
｢2匹目の泥鰌｣は当然いないはずである｡

ちなみに昨年の成績は4勝6敗だった｡
詳細は以下をクリック願いたい｡
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