視聴率の悪さばかり取り上げてる記事が目につくけど、素晴らしいドラマやったよね。
多分、ちゃんとクドカンにはそういう評価も届いてるとは思うけどさ、でもやっぱり残念やろね。
誰やったかなぁ、是枝監督だったか、過去の大河で一番印象に残っている作品は、と問われて、「獅子の時代」と即答していたのを聞いたことがあった。
獅子の時代も視聴率は悪かったと思う。
当時の大河ドラマとしては冒険的で実験的な試みに挑戦してたし、保守的なこの枠のファンには許容できんかったんかな。
戦略的にというか、こざかしく視聴率の数字だけを稼ごうと思えばあと数パーセントくらいは底上げできたのかもしれないけれど、ま、最後まで堂々と自分の作りたい、描きたい世界を描ききってくれて、クドカンファンとしては心から拍手を送りたいです。
クドカン、ありがとう。
時代を経ても錆びない価値のあるドラマとして、あと20年もしたら、その時代の映像作家たちに、「忘れがたい名作ドラマ」として語り継がれることになると思います。
テレビドラマファン・タバスコとしては一言お礼を申し上げておきたかったので。
あと、なんやかんや言いながらもテレビドラマスタッフは頑張ってると思う。
「俺の話は長い」、楽しんだよ〜。
最近むかつくのは、ドキュメンタリーの形をとりながら下品な作為が見え隠れするような類いのもの。
ポツンと一軒家とかあいつどうしてる?とかも、なんだか嫌らしくて見ちゃいられない。
日本人を馬鹿にしてるのか?!と言いたくなる画一的な価値観での大団円なストーリーに持って行こうとするようなところがね。
山田さんが新作ドラマを書くということはもうないようです。
この巨人がいた、幸福なドラマの時代は完全に終焉したことを認めざるをえない。(つらいことだけれど)
それでも、この後タバスコはまだ20年ほどはテレビドラマを楽しんで暮らす日々を生きなくちゃならないので、新しいドラマも楽しんで参りますよ。
クドカン、頼りにしてまっせ。
そや、ブラック校則もおもしろかったよっ。
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