mixiユーザー(id:79255)

2020年01月26日19:34

45 view

花は錦官城に重からん 命のささやきを聴け!

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2020年 令和2年
1・26(日)
 
  花は錦官城に重からん
  命のささやきを聴け!
     
 姫野です。
 今日京都は気持ちのよい
 晴れのお天気でした。
 
 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。
 今日の暖かさに誘われて
 杜甫の有名な句を想い出しました。
 
 春夜喜雨    春の夜、雨を喜ぶ  杜甫

好 雨 知 時 節  好雨(コウウ) 時節(ジセツ)を知り,
当 春 乃 発 生  春に当(ア)たって乃(スナワ)ち発生す。
暁 看 紅 湿 處  暁(アカツキ)に紅(クレナイ)の湿(ウルオ)える処(トコロ)を看(ミ)れば,
花 重 錦 官 城  花は錦官城(キンカンジョウ)に重からん。

よい雨というのは降るべき時を心得ている。
春になると降り始めるのだ。
明け方に紅色に潤っているところを見ると
しっとりと濡れた花が、錦官城(成都)に重たげに咲いている。

僕は漢文の授業で習った
杜甫の有名な歌です。

「好有時節を知り」
「花は錦官城に重からん」
 という一節は
「う〜ん、うまい表現だな〜。杜甫がニクイ!」
 特に「花は錦官城に重からん」という表現は
 なかなか思いつきません。すごい!
 と強く印象に残っています。

 人にしても、花にしても
 すべてに最適な時節というのは
 あるという気がします。

 あなたは、今何をするのが
 最適のときなのでしょうか?

 さて
 ここのところ華厳経を読んでいて
 考えたことです。

 おそらく、仏教の経典を詠んだことが
 ある人はとても少ないと思います。

 華厳経・法華経・浄土三部経など
 日本の宗派のよりどころとする経典は
 内容が荒唐無稽な物語と言えば言えます。
 多くの大乗経典は特にそうです。
 ただ、奈良・平安時代・鎌倉時代の
 人々はこれを真実の物語と信じました。

 でも
 現代の教育を受けている人には
 これを真実と信じろと言っても
 僕は無理だと思います。

 話というのは聞く人の理解力のレベルに
 合わせないと、聴いてはもらえません。

 仏教を民衆のものにするためには
 当時としては、このような物語に
 するのが最適だったのだろうと思います。

 ですから
 今読む人は、その点を割り引いて
 その物語で「何を伝えたかったのか?」
 を考える必要があります。

 では、
 大乗仏典の底に流れているものは何か?

 すべての大乗仏典の根本にあるもの
 それは、「如来の大悲」です。

 「すべての人が苦しみから免れ
  幸せに生きて欲しい」
  という仏の大悲が流れています。

 あなたは仏に
 幸せに生きることを願われている存在です。

 信心のはじめに
 仏の大悲あり

 これを知っておくと
 仏教思想がよくわかってきます。

 如来大悲の想いを知れ
 これは、すなわち
 あなたの命のささやきを聴く
 ともいえると思います。

 あなたの命の願い
 あなたの自我に
 あなたの命は願っているのです。

 何を願っているのでしょう?

 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。
 
 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

 ご意見・ご感想などはこちら
 姫野メルアド ANA38655@nifty.com

 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。
 
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031