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2020年11月29日13:20

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とろとろ日記333「見るアホ」

「○○弁話してみて」「美人が多いよね」 出身地を言ったときに返事に困る出来事を描いた漫画に共感しかない
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6323187

某日某大学構内

「どこの出身ですか?」
「徳島です」
「福島?」
「福島じゃなくて徳島、四国の」
「異国の?」
「外国じゃないです」
「ああ、徳島ね、有名なのが阿波踊りだけという、、、」
「だけじゃないですけどね」
「じゃあ、とりあえず阿波踊りを見せてくれない?」
「、、、実は踊れないんですよ、すみません」
「そうなの?じゃあ、あなたは見る阿呆の方なのね?」
「、、、、」

三島由紀夫を取り上げた番組を3本観たがいまなぜ三島由紀夫かがよくわからなかった。アベ・スガ的な嘘っぱちな愛国主義とは対極にある三島的憂国思想との対比を際立たせた内容はほとんどなかった。また懲役拒否を企んだらしい三島の卑怯な態度については平野啓一郎氏が婉曲的に語っていただけで、その態度と戦後の三島の行動様式との関連についても踏み込んだ分析がなされることもなかった。もし三島の懲役拒否が確信犯的態度であったのなら、ちょうど30年ほど先輩にあたる詩人で作家の金子光晴の「息子の懲役拒否のためにとった親としての態度」とを見比べるくらいの視点があっても良かったのではないかと思う。自分は三島の態度より金子の一升瓶半分ほどの醤油を息子に飲ませて懲役を逃れようとした態度の方により多くの共感を覚える。

自分の死を確信して書いたらしい戯曲「サロメ」の話題が取り上げられた時に笈田ヨシさんの姿を拝見してふと一昨年のブリュッセルからリエージュに向かう電車の中での出来事を思い出した。北駅から乗ってきた長身の美男子が自分たちの向かい合わせの席に座った。しばらくして彼が取り出した本の背表紙には「YOSHI OIDA」と書かれてあった。どこか聞き覚えのある名前だったので「日本に関係のある本なんですか?」と訊いてみると「そうです、俳優の笈田ヨシさんの評伝を読んでます」とのこと。どこかで聞いたことのある名前だがその時はピンとこなかった。しかしその青年の話から笈田ヨシさんが海外で高く評価されていることだけは理解ができた。彼は演劇とか芸術に関係する勉強をしている大学生らしかった。あまりに男前だったので「いずれは役者デビューするんですか?」と尋ねると将来は演出とかに携わる仕事がやりたいとのことだった(当社比)彼が気に留めているらしい日本人俳優、笈田ヨシさんの国際的評価の高さは次のようなインタビュー記にもよく表れている。若い頃の社会批判的視点から出発してやがては人間性そのものへの洞察に踏み至った俳優の度量と器量の奥深さがよくわかる記事だ。
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大学のある途中の駅で青年は別の場所に座っていた彼女と連れ立って列車を下りて行った。「すごいなあ、外国のまだ若い青年が日本人役者について研究しているなんて」と自分たち夫婦は顔を見合わせた。自分たちは凄い外国人役者について語るべき言葉を持っていなかったし、世界的俳優の笈田ヨシさんの魅力について語り合ったことはそれまでに一度もなかった。

今日は孫4号のお宮参りについて行った
地元の神主さんにお祓いをいただいて記念撮影
その足で紅葉川温泉に出かけ昼ご飯を食べた
元気に育っているのは有難い
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