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2020年06月25日11:48

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とろとろ日記176「蝕害」

■4千万匹のバッタ、アルゼンチンを南下 農作物に被害
(朝日新聞デジタル - 06月24日 11:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6131938

「アルゼンチンじゃバッタが農作物を食い荒らしてるらしいな」
「日本じゃバッタもんが日本の良いところを食い漁ってるけどな」

電通やパソナといった一流企業の顔をしたバッタもん企業が日本経済を食い散らかし
立法府の長?と名乗るバッタもん総理が日本政治の骨格をしゃぶり尽し
反日、売国奴を乱用するバッタもん愛国者たちが日本社会の屋台骨をなぎ倒していく

昨日はいい天気だったが一昨日の瞼が上がらない事件の余波であまり動けなかった
午前中は「駅・空港・街角ピアノスペシャル」を聞きながら
40年ほど前に書かれた谷川俊太郎+和田誠の「ナンセンス・カタログ」を読む
いろんな言葉に関するショートエッセイのアンソロジー
今はこんな本はあまり読まれないにちがいない
それよりもYouTubeを見る人が多そうだ
先晩、さんまの番組で登録者数が日本一だという「はじめしゃちょう」という人が出ていたのでどういう人だろうとYouTubeを覗きにいったがちっとも面白くなかった
でも今の人はああいうのが良いんだろうな

「ナンセンス・カタログ」は原稿用紙一枚半くらいの谷川さんの文章と和田さんのユーモラスなイラストで一つの言葉が紹介されていく
例えば「切り株」という言葉の締めくくりはこんな調子だ
「やっぱり切り株っていうのはすごいよね。人間みたいに歩くなんて軽薄なことをしない。一生ずっとそこに腐るまで突っ立ってて飽きないんだから」みたいな

谷川さんのように少し高みからの斜め目線でペダンチックに物事を語るしぐさを
若い頃はあまり好きではなかった
もちろん若い自分がそんな知性も素養がなかったせいもあるが世の中というのはもっと即物的で自分の実感や肌触りこそが大事だと思っていた
そして知性や素養は身に付かないまま年老いた今頃こんな小粋な本を読んでみるとなんとなく雰囲気だけは楽しめるようになった
人間的に少しも成長はしていないのだがそれなりに経験だけは積んできたおかげで物事や言葉の奥深さや危うさのようなものは何となく察知できる
おそらくそれが年の功というやつかもしれない

やっと昼過ぎに読み終わって草刈り出動
1時間ほど頑張ったが燃料が切れたので終了
全体の3分の1くらいを刈り終えた

夜は松村雄策のエッセイ集「悲しい生活」を半分ほど
ビートルズやキンクスやニック・ローなどに関する音楽エッセイが続く
プロレスのエッセイはとばして読んだ
どうやポール・デルヴォーのファンらしくあちこちの美術館で観ているようだ
デルヴォー展のカタログ2000円は安いと書いている
自分がブリュッセルの日曜市のようなところで見つけた彼のカタログも確か2500円くらいだった
飛行機への持ち込みの関係で買いそびれたのが今でも悔やまれる

12時ころに寝たが寝付きが悪かった
夢だけはしっかり見た
4時くらいに目が覚めてそれからまた断続的に寝た
実質は4時間ほどしか寝てない気がする
今朝は曇りでそろそろ雨が降りそうだ
草刈り出動できそうもないので今日も読書に費やそう

それにしてもイヤなニュースばかりが流れている
専門家会議を廃止だとか
トランプ大統領にコケにされる日本とか
買収に使う金が国民の税金からとか
ことごとく的外れで不明瞭な国策のあれこれとか
いずれもまともな説明がないしまじめに説明する気もない
政治に必要な公平性や透明性はいったいどこに行ったのか
もう希望や安心という言葉は日本から消えてしまったようだ

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