とろとろ日記８９「母の慧眼」

■首相「長期戦の覚悟を」経済対策、リーマン上回る規模へ
(朝日新聞デジタル - 03月28日 18:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6026015

母・洋子「あなた、また記者会見をやったんだって？」
息子・晋三「見てくれなかったの？」
母・洋子「どうせ中身のないことを喋っただけなんでしょ？あなたの喋りそうなことぐらい見なくったってわかるわよ」
息子・晋三「母さんは相変わらず口が悪いなあ、たとえ中身がなくってもねえ会見をすることに意味があるんだよ」
母・洋子「相変わらずお抱え官僚が書いた原則論と3流スピーチライターが書いた自己アピール文を読み上げただけでしょ？意味も効果もないことくらい多くの国民はお見通しだわよ」」
息子・晋三「でもねえ、ここまで新型コロナ騒ぎが大きくなると、自分が力強いリーダーシップを発揮してオリンピックの延期を決定し社会不安が起きないように適切な政策を打ち出しているってことをきちんと国民の前で表明する必要があるんだよ」
母・洋子「そうは言いながらあなたは他人が書いた文章をプロンプターを見ながら棒読みするだけじゃないの」
息子・晋三「ひどいことを言うなあ、それはまだまだNHKや記者クラブの忖度や技術が自分たちの期待に追い付いてないってだけだよ、たとえ中身のない浮ついた言葉でもニュースになりさえすればそれはこっちの勝ちだからね」
母・晋三「いままではそれで切り抜けられたかもしれないけど、こんどのコロナパンデミックはそうはいかないわよ」
息子・晋三「それはよくわかってる、だからできる範囲で最大限の手を打ってるんだ」
母・洋子「ニュースを見てると同じ立場のメルケルやジョンソンは国民の生活を守るためにしっかりと現金給付に踏み切ったし、あのトランプだって巨額の費用をコロナ対策に拠出するみたいじゃない？なんであなたはそれができないの？」
息子：晋三「それは無理なんだよ、これまで莫大な予算を株価維持だけのためにつぎ込んでしまったからね」
母・洋子「、、、だからほどほどにしときなさいって、、あれほど言ったのに、、」
息子・晋三「でもありがたいことによその国に比べて今のところは新型コロナ感染で重篤化する人も少ないし死者の数も比較的少数なんだよ、なんとかこの状態のまま切り抜ければまだまだ逃げ切れるとおもってるんだ」
母・洋子「その考えに私は同意できないけどね。とにかくあなたのリーダーシップでこのパンデミックに立ち向かってるという具体的な行動を示すことが一番大事だってことよ」
息子・晋三「それはよくわかってる。とにかくパンデミックによる医療崩壊さえ抑え込むことができたら経済対策や国民生活の救済にかかわる負担もかなり軽減されるからね」
母・洋子「わかってるんならさっさと入院患者の劇的増加に備えてオリンピックの選手村を隔離病棟として活用しなさいよ。それにあなたと懇意のアパホテルの３つに２つは患者さんの受け入れ施設に指定すべきだわね。そこでしっかり死者の数を抑え込むことができたらひょっとしたらあなたの政権の命も救われるかもしれない」
息子・晋三「まあそこはなんとか検討してみるよ。でもねえいくら収容ベッド数が確保されたとしても危篤状態の患者に必要な人工呼吸器が全然足りないそうなんだよ。思うようにはいかないさ」
母・洋子「何を甘っちょろいことを言ってるのよ！あなたの政権の延命装置として機能しているわけのわからない取り巻き連中をとっとと引っ剥がしちゃいなさいよ！そうすれば５万や１０万くらいの延命装置はすぐに手に入るじゃないの！！」