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2020年01月25日12:04

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とろとろ日記25「金(かね)メダル」

■日本は銀24個、金は? 東京五輪をデータ会社が予測
(朝日新聞デジタル - 01月24日 18:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5947923

「日本の金メダル予想は30個なんだって、、、」

「まあ、そんなところじゃないか」

「あまりにも希望的観測すぎるんじゃないの?」

「いやいや、もしそうだとしても「裏金」と「無駄金」という二つの金(かね)メダルはもう確定済みだからな」


狭隘なところに落ち込んでどうにも救いようがないという話の映画を2本続けて観た
一本は社会の窮屈な制度に翻弄されて追い込まれる男を描いた「私はダニエル・ブレイク」と
もう一本は岩場の狭い隙間で手首を挟まれて127時間動けなくなった男の「127時間」

ダニエル・ブレイクの苛立ちや怒りに共感できるのはケン・ローチ監督の演出に淡々としながらも慈愛にあふれる視線と「言いたいことをいうのではなく言わなければならないことを言う(桐生悠々)」気概があるからだろう。イギリスのニューカッスルの悲劇は日本の那賀町の悲劇であり、ダニエル・ブレイクが引き受けなければならなかったやるせなさははほぼ自分自身のやるせなさに重なる。

「127時間」はずっと昔に気になっていたのだが観ていなかった。岩に手を挟まれてから脱出するまでの苦闘や苦悩がこの映画の肝にもかかわらずそこだけは怖くて見ることができなかった。最後から巻き戻してやっと「たぶんそうだったのだろう」という話を知ったのだがやっぱりぞっとする。この事故を教訓にして主人公はそれ以降は必ず行き先をメモに残して冒険に出かけるというエピローグさえ救いにはならない。

桐生悠々の本は昨夜夜中までかかって一気に読み切っった
「爆弾くらいは手で受けよ!」という時代になってはもう遅い
「始まった戦争をだれもやめさせることはできない(むのたけじ)」
戦争を始めてしまえばほとんど99%が戦争推進派になっているからだ
そうなる前に木鐸は鳴らさなければならない
貿易戦であれ歴史戦であれ人種戦であれ火種の時に取り除く
大きな火になる前に水を掛けることが大事
悠々が生きた時代を他山の石として、悠々が発行した「他山の石」を「自山の石」として読み込まなくてはいけないと思う
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