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2019年12月14日10:34

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よたよた日記350「意味ねーと大将」

■電通、吉本、セブンイレブンなど…ブラック企業大賞「ノミネート企業」発表
(弁護士ドットコム - 12月13日 15:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5900762

「なんでブラックの親玉の日本政府がノミネートされてないんだ?」

「残念ながら数年前に殿堂入りを果たされております」


昨夜NHKで絵本作家のヨシタケシンイチさんと写真家の梅佳代さんの対談番組を観た
切り口としてはヨシタケさんは内からみつめる表現者、梅さんは外から覗く表現者としてのしつらえであるらしかった
ヨシタケさんの本は去年のクリスマスに孫1号に贈ってあげたことがある
ものの見方や考え方に共感できたし、表現方法もユニークだと思ったのでプレゼントに選んだのだった
番組では創作に至るさまざまな葛藤や創作にかかわるヨシタケさんならではの凄技を余すことなく披露されていて真面目で一途でユニークな属性がしっかり伝わって来た

お相手の梅さんの方はイケイケで細かい事にはこだわらない方のようだ
悪く言えば無遠慮で厚かましい
カメラマンの場合はある程度の大胆さや掟破りも必要なのかもしれないが無遠慮すぎるのはどうかと思う
こんな対談番組でなんの断りもなく他人の書棚から適当に画集を抜き取ったり、初対面の人にタメ口で話しかけるというのはかなり違和感があった。

面白かったのは梅さんのヨシタケさんに対する見立てが全然正反対で的外れだったということだ
梅さんが「ヨシタケさんは明るい性格ですよね?」と問いかけるとヨシタケさんが「いやあ、自分はネクラですよ」とはにかむ
そんなすれ違いのやり取りがまるでサンドウィッチマンの漫才ネタのように4〜5回は続いた
このへんのギャップというのは長い構想のうえに作品が出来上がる絵本作家と今その瞬間の面白さを逃がすことができない写真家との特性の違いなのかもしれない。それとも単に二人の人間的資質の違いだったのか。

自分としては丁寧な態度で激烈な表現愛を表明したヨシタケさんの大人びた態度が好ましかった。改めてヨシタケさんのこだわりや取り組み方を素敵だと思えた。一方であまりにも子供じみてはしゃぎすぎる梅さんの言動は微笑ましさの限度を逸脱していると感じてあまり気分は良くなかった。彼女にはおそらく自分が感じるような人間性以外にもっと別の素敵な素性があり表現者としての実力があるのかもしれない。またそんな彼女の魅力に出会えたら嬉しい。
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