■グレタさん、米タイム誌「今年の人」に 史上最年少
(朝日新聞デジタル - 12月11日 22:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5898533
「今年の人にグレタさんが選ばれたみたいだね」
「厳しい目つきで地球温暖化対策の不備や不誠実さを指摘されて多くの大人が肝を冷やしたんだろうな」
「冷却効果は絶大だったってことだろうね、、、、続いて今日は日本で今年の漢字が発表されるらしいけど、、、」
「最近はあまりパッとしない年末行事に落ちぶれてしまったけどな、そもそも漢字一字で世相を表そうという仕掛けに無理がある」
「たしかにピンとこない年もあったもんね」
「たとえば一昨年の『北』はミサイル発射の北朝鮮の『北』と地震災害に見舞われた北海道の『北』が記憶に残ったからだそうだが、、、、一緒にするなよ!って話だろ?」
「たしかに」
「何度も選ばれてる『金』だって金メダルの『金』と政治資金の『金』との両方の意味が掛かってるとか、、いい加減にしろって話!」
「まあね」
「『安』だって不安の『安』と安心の『安』じゃ全く逆の印象だからな」
「いっそのこと一文字はやめてせめて二文字と三文字の熟語になった今年の漢字を選んでみたらどうだろう?」
「俺もそう思ったことがあるんだが、それもまた難しいんだ」
「何がネックなの?」
「清水寺の貫主の体力は一文字を書くだけで限界だそうだ」
昔は気合を入れて予想した時期もあったけど最近は世相を読み解くための漢字じゃなくて単なる印象に残った出来事やニュースの人気投票みたいな感じなので興味が湧かない
ちなみに10年ほど前の今日の日記はこんな感じだった
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1021167105&owner_id=7904198
この日記を読むと当時から世の中の劣化や不調は十分に認知されていたことがわかる
この年に選ばれた「変」という字はその証しだ
そこから10年あまり、世の中の劣化や不調はますます進行し、もはやどうすることもない地点まで行きついてしまった漢字?がある。
今年の人に選ばれたグレタさんは政治家や企業の地球温暖化に対する取り組みが「口先だけでありなんの実行もしてこなかった不誠実な態度だ」と厳しく糾弾しているが、もし彼女が日本の政治や社会の劣化を認識する機会があったとすれば、為政者に対する容赦ない批判と同時に、あきらかな社会崩壊の現場に立ち会いながら何ら有効な抑止反撃行動を起こさなかった我々国民に対しても激しい糾弾の言葉を投げかけたことだろう。
久しぶりにする今年の漢字予想。今年は大きな水害があり堤防決壊で多くの人家や農地が水没した。中でも新幹線車両が水没した映像はインパクトがあったので水没の『没』あたりを注目したい。多重な意味で考えるなら日本社会の陥没現象(あらゆる分野でタガが外れ底が抜けた日本社会全体の汚水まみれ状態)が続いた年なのでひょっとしたらイケるかもしれない。あとはラグビーチームの団結やそれによる日本全体の結束という意味で『結』なども上位に食い込むだろう。
しかし本気で今年の世相を表す漢字を選ぶとすれば『糞』と『屑』しか思い浮かばない。ひょっとしたら糞や屑のそのまだ先の漢字に行きついているのかもしれないが、幸か不幸か自分はまだその漢字を知らない。
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