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2020年04月10日08:23

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Distancing の基本。

北川 高嗣
43分前 ·
COVID-19、いくつかの補足。
【アルコールは、65度以上でないと不活化効果はない。】
【酢に不活化効果はない。】
(ただし、phには反応し、いろんな効果がある。一般にアルカリ環境の方が良いとされる)

基本触るな、吸うな。

星1環境中に放置すれば不活化、エンベロープ破壊する。
銅と木の上では短命(3ー24時間)だが、ステンレス、プラスチックの上では長寿(3−4日)(New England Journal of Medicine論文)

星1エアロゾル化したウィルスは3時間浮遊する可能性がある。(マスクの有効性)(Lancet、NEJM論文 )

〇生命体ではない。特に菌ではない。
殺菌剤、抗生物質は役に立ちません・・・ウィルスはバクテリアなどの生物ではないので抗生物質で殺すことはできません。(基本)

〇服やシーツ、布などを振ってはいけません(使用、未使用にかかわらず)・・・表面に張り付いた状態では不活性なので勝手に時間がたてば分解するからです。しかし、これを振ったりハタキを使用すると、最大3時間空気中にウィルスが浮遊し鼻の粘膜などに付着してしまいます。(NEJM論文からの帰結)

星1安全距離は、静止なら、1−2m、(Distancingの基本)
歩行なら4−5m、ジョギングなら10m、
高速自転車は20m(最近の研究、ベルギー、オランダ)

〇紫外線ライトや光線はウィルスたんぱく質を破壊します。たとえば使用済みのマスクの殺菌には紫外線ライト(UVlight)を使用すると完璧です。(基本)

星1ウィルスは健康な肌を通り抜けることはできません。が、頻繁に手を洗うと乾燥により生じる肌の小さなひび割れにウィルスが隠れ潜む可能性がある。保湿、厚めにハンドクリームを塗るのがお薦めです。(ジョンズホプキンス大のアドヴァイス)

〇酢(酢酸)は脂質の保護膜を破壊できないので有効ではありません。スピリッツ、ウォッカも役に立ちません。
強いウォッカでもアルコール度数は40%です。ウィルスを破壊するには65%以上のアルコール度数が必要です。(基本)

〇より狭く限られたスペースではウィルスも集中しているかもしれません。広い場所で換気がよければウィルスも少なくなります。(Lancet論文からの帰結)

〇粘膜を触ったり、食べ物、鍵、ドアノブ、スイッチ、リモコン、携帯電話、時計、パソコン、机、テレビ、トイレなどを触る前にも、触った後にも手を洗わなければなりません。
(手洗い励行の根拠。最近の院内感染事例に、共有タブレット端末の使用がある。)

星1素人が自宅待機で、隔離できるというのは、全くの幻想である。どの医療破綻国(武漢、イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ブラジル)でも、最大の感染クラスタは家庭(80%以上)、である。(日本でも、あらゆる感染クラスタ、台東区、埼玉県ではすでに発生している。)

医療破綻させない、ことが最重要である。

【写真】Distancing の基本。
このNew England Journal of Medicine論文が、エアロゾル浮遊3時間であることを明示し、それ以降、各国の対応が全く変わった。(マスクの有効性が認められた。これまでは、国際常識は、マスクは効果なしだった。)主要な感染の経路は、接触と、吸引である。

最重要なDistancingは、高齢者、既往症保持者の隔離である(死者数はこれで決まってしまう)。

日本は、マスク着用の習慣が定着していた(マスク信仰と呼ばれるレベル)こと、核家族が多いことから、かなり有利であると考えられている。(このほか、CT設置率の圧倒、BCG接種など、なぜ、日本だけが著しく死者が少ないか(感染者は検査が少ない)についての考察がある。)
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