極めて評判の悪い、麻生太郎氏の質問する記者への態度

Francis Tetsuya Kobayashi
昨日 8:14 ·
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「極めて評判の悪い、麻生太郎氏の質問する記者への態度」

麻生太郎氏の、質問する若い記者たちへの極めて無礼な態度は、麻生さん本人の人間的な資質の問題でしょうか？それとも、もっと周到で巧妙な、人心に抑圧を与えて封じ込めるような、巧妙な心理学的操作を目論んでのことでしょうか？麻生さんには、質問する若い記者たちへの真摯で誠実な眼差しが感じられず、最初から侮辱を与えることを目論んでいると感じられます。

教皇フランシスコ来日日程の最後の晩、安倍首相や麻生副総理など政府および各国要人が、教皇フランシスコとの集いを行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fk00Xe3BLww&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3vz32khcietaujZCST3MqmFf1XR8KhJ3SbH6d2kyWRyMOdpCmYqr49b1Q（教皇と要人たちの出会い　youtube動画）
このように教皇が訪問国の政府の歓迎を受けることは慣例ともなっていることですが、安倍首相が教皇とカトリック司教団の前で、長崎の信徒発見のエピソードを朗々と詳しく語り、要人たちに麻生太郎副総理がカトリック教徒であることを紹介したことには驚きました。もちろん、麻生さんがカトリック教徒であることは、日本のカトリックではよく知られています。

しかし、日本会議に参加し、靖国神社に参拝を行うこともある麻生太郎副総理には、日本のカトリック司教団は、純粋にカトリック教義的な側面から注意勧告を行っています。また、日本のカトリック司教団は、現在、反原発、憲法9条を守る反改憲への支持を表明しており、この点について自民党の政策には反対をしています。日本のカトリック指導層は、日本の深刻な右傾化を警戒し、政治的にはリベラルへの選択にシフトしています。

私は麻生さんがご自分の信仰について語ったことは聞いたことがなく、また、どのような経緯で麻生家が信仰に入られたのかも情報のシェアが無く、わかりません。信仰に入られたのが戦前なのか、戦後なのか、それも私にはわかりません。私が知る限りでは、敗戦後、財閥など大日本帝国の支配に関わった人々、そして、元貴族、華族などの中で、人生を新たにし、悔い改めを表明するためにカトリックの洗礼を受けられた方々もおられたということです。麻生家がそのような人々であるかどうか、それもわかりません。麻生太郎氏は教皇フランシスコと各国要人たちの前で、カトリック教徒であることを公的に紹介されたのですから、ぜひ、ご自分の信仰の旅路、麻生家の信仰の歴史などを、公けの席で語っていただきたいと思います。信仰を表明する社会的地位の高いカトリック教徒の責務として。

麻生さんが副総理であった時期に、上川陽子女史（カトリック教徒）が法務大臣に任命され、そして、あらんことか、教皇フランシスコとカトリック教会が死刑廃止を願っている中で、上川陽子法務大臣によって、オウム死刑囚の死刑が執行されたことは、あまりにも謀略性を感じ、悲しみに耐えません。私はこの国で、なぜ、麻生太郎氏が日本のカトリック教徒の代表者のようにされ、来日する教皇を出迎えることになったのか、まったく理解できません。
https://www.youtube.com/watch?v=zLrl1rHzyGk&feature=share&fbclid=IwAR2HrUQ7CQOuVLELQcykZkPLQ6IY-W7jZJyz8Bomg8aJB6nKGRUUfcnaAsg