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2019年03月24日11:18

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このテロリストは邪悪なイデオロギーで我々の国民、社会を引き裂こうとしましたが、しかし、私たちはニュージーランドが一体であることを訴えています。

宮田 律
10時間前 ·
 ニュージーランド・クライストチャーチでの銃乱射事件が発生して一週間後の昨日、同国では、女性たちが中心になってスカーフでムスリムたちの犠牲者を追悼し、ムスリムとの連帯と、ニュージーランド社会の一体性が呼びかけられた。
 スカーフは、女性が髪を隠すというイスラムの宗教信条の一つであり、ムスリム女性にとってはその信仰心を表わすものである。
 スカーフを身につけたケイト・ミルズさん(19歳)は、「ムスリム女性が危険と承知しながらスカーフを着用するのは、彼女たちの強さ、尊厳、勇気を表わすように思います。私は彼女たちの心の強さと信仰心に畏敬の念をもちます。数千人のニュージーランドの女性たちがスカーフをかぶることで、ムスリム女性たちへの敬意を表わします。」と語った。
 イッズィ・フォードさん(45歳)は、「私たちは同じ宗教を信仰せず、外見も異なるかもしれませんが、私たちは平等であることを子どもたちに見せたかったのです。」と述べ、あたマル・ターナーさん(28歳)は、「銃撃事件後、ムスリム女性がスカーフを着けて外出するのを怖がっていると聞いています。しかしニュージーランドでは自らの文化や信条で恐れるようなことがあってはならないのです」と語っている。(CNNより)
 ニュージーランドでは、昨日、イスラムの礼拝への呼びかけであるアザーンが全土で放送され、その後2分間の黙祷が行われた。ジャシンダ・アーダーン首相も、事件が起こったアル・ヌール・モスクに隣接するハグリー・パークで開かれた追悼集会にスカーフを着用して参加した。集会で、アーダーン首相は、「このテロリストは邪悪なイデオロギーで我々の国民、社会を引き裂こうとしましたが、しかし、私たちはニュージーランドが一体であることを訴えています。」と語った。アーダーン首相は、事件発生後、黒いスカーフを身につけて犠牲者の家族たちと面会しているが、彼女の姿勢への共感も、他教徒の女性たちがスカーフを着用するようになった背景にあるだろう。
 スカーフは女性を保護するというイスラムの宗教信条の一つの表われであり、コーラン24章31節には次のように書かれる。

また女子の信者にはこう言え、「目を伏せて隠し所を守り、露出している部分のほかは、親、夫の親、自分の子、夫の子、自分のきょうだい、兄弟の子、姉妹の子、身内の女、あるいは自分の右手が所有するもの、あるいは欲望をもたない男の従者、あるいは女の隠し所について知識のない幼児、以上の者を除いて、わが身の飾りとなるところをあらわしてはならない。脚を踏み鳴らして、隠している飾りを知られてはならない。」
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