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2020年06月09日10:48

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マティスの絵画のリメイク

時節がら、マティスといえば、トランプ米大統領の市民の暴動への対応を批判したジェームズ・マティス前国防長官なのかもしれませんが、私にとってはフランスのフォーヴィスムの画家アンリ・マティスです。ニュースで久々にマティス前国防長官の名を聞き、書き忘れていた日記ネタがあったことを思い出しました。
私、アンリ・マティスのシンプルなデッサンが大好きで、時々、図録を見ながら模写してみるのですが、絶対に真似できません。マティスの独特の素形のデッサン、凄すぎます。

フォト


これはマティスの代表作の「ダンス(La dance)」です。
3色しか使っていない絵画。プリミティブかつアニミズムな情感が感じられます。構図も大胆。5人が手を繋ぐことで、大きな楕円が横たわっています。ダンスシーンの躍動感から、音楽が聴こえてくるよう…。ストラヴィンスキーの「春の祭典」みたいな曲がフィットしそうです。のびのびと踊っている人たちをみると、はやくコロナ禍が収束して、自由に活動したい気持ちになります。まさに生きる喜びの絵画です。

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これは昨冬、上京した時、新宿の紀伊國屋書店の上階にある中古CD店に貼ってあったポスターをガラケーで激写したものです。見た瞬間に、マティスの「ダンス」のリメイクされたイラストであることが分かります。音楽をながしながら踊る店員さんたちが楽しそう。こういうユーモア好きです。このイラストからは聴く喜びが感じ取れます。自宅でCDを聴くのもいいけれど、コンサートやリサイタルで生演奏に触れたいものです。
ちなみにこの中古CD店では、廃盤になってしまったCDを発掘するのが私の楽しみです。いつだったか忘れましたが、私がずっとと捜していたリンゼイズのシューベルトの弦楽五重奏曲D956を発掘したのもココです。来週末、所用で1月以来の上京するのですが、状況を鑑み今回は我慢します(涙)


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