長年の謎が解けたドリフの聖歌の話

今朝、FB友のYさんの日記で、私が長年、持ち続けていた謎が解けてスッキリしました。（Yさんはかつて水戸芸術館音楽部門で学芸員をされていた方です。）

私が小学生だった頃、土曜の夜8時と言えば『８時だよ！全員集合』を見ることがお決まりでした。その中に“少年少女合唱団”という音楽コントのコーナーがありました。冒頭で聖歌のような教会音楽が厳粛にながれ、その後、お笑いに移行します。私、この聖歌がどういうものなのか、ずっと分からないままでいました。

そして判明したのが、「アルカデルトのアヴェ・マリア」という題名。カルダデルトは16世紀の盛期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家で、古くから伝わるこのメロディを改変をくわえて捏造した…とwikiには記述がありました。私は題名だけでも分かって嬉しいです。you_tubeに原曲の動画があったので、拾ってきました。『全員集合』で流れていた聖歌そのものだったので、感激しましたｗ。

奇しくも、ドリフのメンバーだった故志村けんさんが、朝ドラ『エール』でわが国を代表する作曲家を演じているというのが、なんとも言えない気持ちになります。音楽って、いろいろなものをつなげるものですね。

https://www.youtube.com/watch?v=YQx71KbGVTU