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2020年05月25日16:30

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歌手編(クラシックCD美女ジャケット#7)

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昨日の器楽奏者編に続き、今日は歌手編。誰が言ったか忘れましたが、「人間は三種類ある。男と女とオペラ歌手だ。」という迷言があります。未だに、その意味がよく分かりせんが、オペラ歌手って特殊な人種なのでしょうか?
私が所有しているCDの美女ジャケで選んだのは、左上からナタリー・デセイ、ルチア・ポップ、ブリジッテ・ファスベンダー、エリザベート・シュヴァルツコップです。最後のひとりは後日、発表しますが、誰だと思いますか?

ナタリー・デセイのCDは、ミシェル・ルグランの曲を歌ったものです。彼女は女優さん?と思えるぐらいの美形で超絶技巧のソプラノ歌手です。クラシックというより洋楽に近いかも。私はオペラ系の技術的に難しいアリアを歌うより、近年、発表したドビュッシーやルグランのCDのような洒脱なニュアンスが感じられるものの方が好きです。

ルチア・ポップは可愛らしいソプラノ歌手の筆頭。このCDはモーツァルトのオペラアリア集です。彼女のライブを聴いたのは学生の時の1回だけ。N響が『カルビナブラーナ』を演奏した時のソリストでした。リアルのポップは小太り気味だったのでちょっとビックリしました。それでも彼女のCDはいっぱい持っています。その伸びやかな明るい美声は、天にかかる虹のようです。しかし40代半ばで亡くなってしまって残念でした。

ブリジッテ・ファスベンダーは美人というよりも、タカラヅカの男役のようにかっこいい凛としたメゾソプラノ歌手です。このCDはシューマンの歌曲集「女の愛と生涯」「リーダークライスop24」などが入っています。このCDを聴いていると、シューマンが作ったこれらの歌曲集は、おそらく彼の妻クララの声に近いと思われるメゾソプラノを想定しているのではないか…と思ったことがあります。

エリザベート・シュヴァルツコップは20世紀を代表するソプラノ歌手。気品のある美人さんです。私は学生の時、旧ヤマハホールでみたカラヤン指揮した1960年のザルツブルク音楽祭の時の「バラの騎士」の記録映画によって、元帥夫人=シュヴァルツコップのイメージを強く持っています。CDもそれなりに持っていますが、このオペレッタ集がいちばんキレイなポートレイトだと思います。しかしながら、最近よく聴くのは彼女が歌うフーゴ・ヴォルフの歌曲集。これを聴くと、シュヴァルツコップが頭脳派歌手の先駆けであると感じられます。

あっ、それと器楽編と歌手編、それぞれ一枚づつ残しています。明日以降に発表します。

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