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2019年02月12日19:26

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「天使が弾くリスト」阪田知樹リストリサイタル。

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2019/02/11みなとみらいホール

阪田知樹ピアノリサイタル。リストへの誘い。
オールリストプログラム。

阪田知樹:2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位

ニコライ・ペトロフより「世界一のリスト」と絶賛される。

プログラムはリストの様々な異なるタイプの曲

第1部

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バラード第2番が有名ですが第1番も中々素敵な曲です。

2番は以前、自分もコンクールで弾きましたが、1番の方が弾くのは難しそう。
阪田知樹さんのバラードはとにかくロマンチックで美しいです。

▲僖ニーニによる超絶技巧練習曲第3曲「ラ・カンパネラ」

自分でも最近練習してる曲なので生演奏を聴けるのはいいチャンス。
演奏不可能と言われる超絶技巧の曲でも、正確に、しかも表現豊かに素晴らしい演奏。
前半の鐘の部分もかなり手が大きくないと中々難しいが、難しさを全く感じさせず、まるで歌うように超絶技巧の曲を弾く阪田知樹さん。

他の人が弾くといかにも超絶技巧の難曲って感じになる曲も阪田知樹さんは難曲を感じさせません。やはりよく言われているように天使が弾くリストです。

パガニーニによる超絶技巧練習曲第4曲「アルペジオ」

先程の超絶技巧練習曲「ラ・カンパネラ」よりさらに難しい「アルペジオ」を最後まで速度も落とさず。
リサイタルでこの難曲を選曲するピアニストははたして他にいる?

ぅ離ターン「夢の中で」

リストの晩年の作品。

よくリストは晩年になってからこのような静かで甘美な曲を作曲するようになった。と言われますが、若いときから甘美で美しい曲は沢山作っています。
技巧的で派手な曲はリストの1面に過ぎません。

ゥ魯鵐リー狂詩曲第2番

ノクターンからラプソディへのつなげ方が絶妙。
今回の演奏ではこのように、ピアノの音がなってない無音の状態も演奏の一部。休符や静寂も大変重要な演奏の要素、に改めて気付く。

自分の演奏は休符がおろそかになりがちなので。

ハンガリー狂詩曲も涙が出るほど心が動かされる演奏で、阪田知樹オリジナルカデンツァでより華麗に盛り上がる。

第2部

Ε團▲離愁淵織軛残
出だしと最後の繊細な1音も絶妙。この年齢でこの表現力に驚き。
このソナタは自宅などでは中々集中して全曲聴くのは難しいので演奏会で堪能。

第3部

Д僖ニーニによる大練習曲第3曲「ラ・カンパネラ」

先程の超絶技巧練習曲のカンパネラより速度を落としたしっとりと歌い上げるようなカンパネラ。
以前、大井和郎さんがリサイタルのアンコールで弾いた超高速のカンパネラとは対照的な演奏。
練習曲だが、他の人の弾くカンパネラとは一味違う。

┘螢好=ベートーヴェン:アデライーデ第3稿

ベートーヴェンの歌曲をまさに歌うように演奏。ピアノでも人の声や弦楽器のようにメロディーを歌わせる事が出来るのですね。

日本では歌曲からの編曲の作品は「献呈」や「愛の夢3番」「ペトラルカのソネット」など限られた曲だけが有名で演奏されますが、このアデライーデのように素晴らしい曲は本当に沢山あります。

リスト=ベッリーニ歌劇「ノルマ」の回想

自分が練習途中で放り投げた「ノルマ」
繊細かつ大胆で圧倒的で終曲にふさわしい演奏。
技巧だけで弾くと退屈な演奏が、技巧だけでなく弾きながら余裕も感じられ、表現力素晴らしく普通なら長く感じる曲があっという間。
省略される事もある右手と左手で違うメロディーを同時に弾く部分も演奏。

やはりリストのオペラ編曲作品を弾くには元のオペラをしっかり楽しむ事が重要!
オペラの場面が次々目に浮かび感動。
ブラボーの嵐。

日本ではリストの膨大なオペラ編曲作品の中で特に優れた曲と言う訳ではないのに何故か「リゴレット」パラフレーズだけが人気で演奏頻度も高い。それが謎。

歌曲編曲作品で「献呈」が飛び抜けて大人気なのと同じで不思議。

拍手と歓声が続き、カーテンコールとアンコール4曲が30分続きました。

アンコール曲
.螢好=シューマン献呈
▲薀侫泪縫離=阪田知樹ヴォカリーズ
ガーシュイン=E・ワイルド、アイガットリズム
ぅ戞璽函璽戰鵝▲丱テル。
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約3時間近くのリサイタルでした。
日本ではオペラもそうですが、リストの曲も海外のように色々な作品の演奏が行われて欲しいので阪田知樹さんはまだ若いし貴重なピアニストです。

阪田知樹さんにリクエストしたいリストの曲

「聖チェチーリアへの賛歌」

悪魔のロベール〜カヴァティーナ

悪魔のロベール〜地獄のワルツ

夜の賛歌

愛の賛歌

アパリシオン1番

婚礼(第1稿)

「エルサレム」〜サルヴェ・マリア

「ファヴォリータ」

「トロヴァトーレ」

詩的で宗教的な調べ〜小品E♭メジャー

ノンネンヴェルトの僧房

生で聴いてみたい。
「悲しみ」はサンハートで演奏予定されてるようなので楽しみです。

みなとみらいホールのスタインウェイピアノは今まで3回弾いたことがありますが、とても弾きやすくよく響くので好きです。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 20:33
    写真で見る限り横須賀芸術劇場に造りが似てる。それにしても、ピアノの演奏で泣ける感性を持ちたかった。(~_~;)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 21:15
    > mixiユーザー 横須賀は日本では珍しく馬蹄形の劇場ですね。ピアノもピアニストによって泣けます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 21:53
    > mixiユーザー なるほど。まさに芸術。

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