京都アニメーション

昨日から大きく報道されていますが、本当に大変な事件ですね。

思春期〜青年期辺りは割りとガチのアニオタで、同人誌作ってコミケに参加したり、声優志望だった私。
漫画家やアニメ製作に関わるお仕事に就いた知人も数名居り、また自宅では祖母がセル画の彩色をしていた事もあったりで、今回の朝ドラ「なつぞら」も懐かしく観ながら、時代とともに日本のアニメ業界がここまで発展したきた事を、心から嬉しく思っていた所でした。

出産・子育ての期間を経てすっかりアニメの世界から離れてしまいましたが、それでも京アニ作品の「響け！ユーフォニアム」は、家族皆が吹奏楽経験者の我が家で、親子で楽しませてもらっています。

今回の事件が、日本のアニメ業界でどれだけの損失になるか。
製作途中の作品もあるでしょうし、膨大な資料や、資材、機器…
何より、人材。第一線で活躍されているアニメーターさん達が一気に喪われてしまいました。

モノはどうとでも取り返せるでしょうが、人材＝その人その人の長年培ってきた知識や技術は、代替えのきかないものです。

身柄を確保された犯人らしき人物は、何やら恨み節を言い放って凶行に及んだ様ですが、もし同業者のやっかみや逆恨みだったとしても、このやり方は絶対に間違ってる。
業界全体の衰退に繋がりかねないと思う。

何よりこんな理不尽に命を奪われた大勢の方々の無念と、ご家族やご友人・知人の皆様の悔しさや憤りはいかばかりか。

被害者数からして犯人は極刑間違いないとは思うけれど、そんな簡単に済まされるのも腹立たしい位、憤りを感じて書かずにはいられませんでした。

救出された方が１人でも多くご無事に復帰されるよう回復を祈念するとともに、亡くなられた方々のご冥福を祈ります。