カイジュー対イェーガー再び
でも、でっけーカイジューは現れるものの、前作に漂っていたような悲壮感・絶望感といったものは皆無。
どうせ、主人公は死なないし、カイジューは倒されて世界は平和になるよって観客はみんな分かってしまう。そういう物語の作り方をしている。ばか
怪獣戦争が終わって10年。
沿岸部は未だに破壊されたまま。食べ物の価値は高騰し、高級車などと物々交換されている。
そんな世紀末な現状で、主人公くんはコソ泥で生計を立てている。
ある時、イェーガー廃棄場で、コソ泥女と出くわす。彼女は盗んだ部品で小型イェーガーを使っていたのだが、それは法律違反。主人公共々逮捕されてしまう。
そして、イェーガー候補生にされてしまう。何故?とは聞いてはならない。心で感じるのだ!!
しかし、突然シャオ産業の女社長が乗り込んでくる。無人イェーガーのセールスだ。なかなかのタカビッてるキャラクターで好印象。
謎のイェーガーが襲撃してきて、キクチリンコが死に、無人イェーガーが正式に採用され、全世界に配備されることになる。
ええ、もちろんそのとおり。無人イェーガーはカイジュー細胞で動く悪のロボットなのです。
ビビビー!無人イェーガーの放つワームホール開口光線によって、再び姿をあらわすカイジュー達。
女社長の操作によって無人イェーガーを自爆させることに成功するものの、カイジュー三体が日本にやってくる。目指すは日本の象徴・東京タワー・・・ではなく富士山!!。
富士山は火山。このままでは、カイジューの血が火山成分と反応して大爆発を起こしてしまう。
なんやかんや、東京大決戦ののち、スーパー体当たりでやっつけてハッピーエンド。
文字起こししながらも、理不尽かつ不合理かつ御都合主義の三重苦が重くのしかかってくる駄作。
とにかく、イェーガーやカイジューや侵略者の存在感が希薄すぎるのだ。通常兵器をもっと出して、カイジューとイェーガーの強さをもっとアピールすべきであろう。もう続編は創らなくていいよ。
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