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2017年12月31日01:45

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ストロングホールド

邪悪な軍勢が大挙して王国に押し寄せてきた。彼らがその圧倒的な兵力で、目の前の小さな要塞を押しつぶすことはたやすい。だが、軍勢の目的は王都である。こんなところで時間も兵力も費やすつもりはないのだ。そこで、配下の魔術師に軍勢の一部を任せ、要塞攻略に差し向けた。
一方、その頃、要塞に立てこもる人々は死を覚悟していた。王都からの援軍も望めず、あるいは援軍が到着する前に邪悪な軍勢によつて跡形もなく破壊されるであろう、と。
だが、同時に、決意もしていた。1人でも多くの敵を道づれにしてやろうと。そして1時間でも、いや、1分でも長くここに足止めをしてやろうと。

・・・てな具合で始まる熾烈な籠城戦。非対称対戦ゲームの雄。非対称であるがゆえに、ルールを2倍覚えないといけないのが玉に瑕。
しかしながら、その面白さは白眉である。
フォト


攻撃側はまず、本隊からの補給を受けます。その後、攻城兵器を設置し、装備品を分配し、訓練を施し、儀式魔術を行い、軍勢を進軍させる。
そして、射撃戦(兵器)、射撃戦(弓兵)、白兵戦へと続く。それが終わるとようやく1日が終了する。
防御側は、攻撃側の行動によって、砂時計トークンを手に入れ、それを消費することで様々な防御策を講じていくのです。
神に祈ったり、訓練したり、壁を補強したり、兵隊を移動させたり。
リメイク前もリメイク後もその基本は同じだ。
大きく変わったのは1点。「名誉」の喪失だ。
リメイク前は籠城側の陥落が既定路線で、その上で「名誉」の高い方が勝ちだった。が、リメイク後は単純に勝敗を競うようになった。7日間(即ち7ターン)守りきったら、邪悪な軍勢の足止めに成功して、防御側の勝ち。それまでに突破されたら、邪悪な軍勢を止めるものはなくなり、攻撃側の勝ち。
その目的の変更に伴って、ゲームバランスも調整されているので、どっちもオモロい。

問題はやはり2人用対戦ゲームに見合わないぐらいルールが多いことぐらい。

わかりやすくサマリーを作るところから始まるストロングホールド生活。
攻撃側も防御側もメンタルを強く保っておかないと、プレイ途中で泣いちゃう。そのあまりのツラさに。
でもそのツラさが快感なんだけどね。
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