mixiユーザー(id:787023)

2020年01月27日02:54

179 view

僕の見立て(わりと楽観的)

中国国内ではまさに国家の緊急事態という状況になっているようですが、ある意味僕は楽観的にみています。

中国が最初に新型ウイルスの出現を公表したのは昨年12月末。
中国共産党は基本的に都合の悪い情報は隠すので、この時点で潜在的な感染者はある程度居たんじゃないかな?
そしてそこから一ヶ月ほど経過しています。

日本と違い、正確な情報にアクセスしづらいうえ、衛生環境や医療体制のレベルが低い中国では、この一ヶ月の前半の段階で適切な処置対応や感染対策が取られず、潜在的な感染者が相当数に膨れ上がっていたんじゃないか?
だから、約二週間と言われる潜伏期間を経て症状が現れた患者がここへきて数として表面化してきた…
ということじゃないかな?

おそらく中国当局はある程度状況を把握していたんだと思う。
ただ具体的な対応に乗り出すころにはもうパンデミックが避けられない状況になっていたんじゃないかな?
そうなると生ぬるい対策では感染拡大に歯止めをかけることができず、中国全土に感染が広がる可能性が高まる。

前述のように衛生環境や医療体制のレベルが低い。
また正確な情報伝達が弱く、人民の情報リテラシーが低い。
あと政府に信用がない。基本みんな政府の言う事なんか聞かないからね。

タイミング的には春節を控えているわけですしね。
戒厳令レベルに強硬な対応をしていかないと人民大移動をブロックする事なんてできないからね。
そこで一転して武漢の封鎖や移動の制限っていう強硬な対応にシフトした。

そしてそういう状況になった以上、この状況を隠蔽することが逆に国際的な中国の地位を落とすことにもつながるわけで
そこで対外的にも積極的に情報を公開していく方針にシフトした。
むしろ情報を自ら発信することで対外的な情報をコントロールしようという作戦じゃないかな?
というふうに僕は見ています。

少なくとも先週あたりにどっと情報が出てきたこと。この“方針転換”は、新型ウィルスの感染力が非常に高いからというよりも、一定の感染拡大がもう止められないことが明らかになったからだ
と僕は思っています。



一方で日本の検疫体制がいろいろ言われていますが、僕はまあ妥当なところなんじゃないかなと思っています。
現在の新型ウィルスの感染力と日本の衛生環境・医療体制からみて、たとえウィルスを持ち込まれてもパンデミックには至らないという判断なのでしょう。
あと中国からの渡航者をすべてブロックすることはどう考えても現実的じゃないうえ、すでに国外への感染も確認されてる状況で中国からの渡航者だけを止めることは論理的な整合性に欠け、行政判断としては難しい。
不可能でしょう。

フィリピンは中国からの団体客を追い返しましたが、そこには下手すれば中国よりも低い衛生環境・医療体制レベルっていう自信の無さ、危機感があるわけです。
まあそこは察しないと…と思います。


いまのところ、新型ウィルスの感染力は比較的低い、濃厚接触レベルでないと感染しないと言われています。
新型ウイルスの基本再生産数(1人の感染者が感染させる可能性のある人数)の数値はいろいろ言われていて正確にはわからないのですが、SARS以下、インフルエンザよりやや下と言われてます。

「ウイルスの感染力が増している傾向がある」という発言がどの数値を基準に言ってるのか?
あるいは「責任逃れで言ってるんじゃないか?」という疑念もややあり、鵜呑みにはしがたいんですが、
もちろん変異の可能性はあり、そこは注意深く見ていかないといけないでしょうね。

中国本土ではすでに自体が進行してしまっていますから、このあと数日は罹患者数、死亡者数が倍々ゲームで跳ねあがると思います。
ドキドキするかもしれませんがそこまでは想定の範囲内だと思います。
その後でブレーキがかかるかどうか?というところを注意して見ておくべきだと思います。

まあ現状ではインフルエンザの予防レベルを心掛けて、極端な情報に惑わされず、すこし冷静になった方がいいんじゃないかしら?
と思います。

まあよう知らんけど


■「感染力増している」新型肺炎、世界の感染者2千人超え
(朝日新聞デジタル - 01月26日 11:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5949531
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する